Yahoo!ニュース

山口健太

山口健太認証済み

認証済み

ITジャーナリスト

報告

解説現代のSNSには何らかのモデレーションが欠かせない状況ですが、従来のファクトチェックでは「何をどのようにファクトチェックするか」などの点でバイアスがかかり、検閲の道具になっていたとメタは指摘しています。 メタは具体的にXのコミュニティノートの名前を挙げ、多様な意見が一致する必要があることでバイアスがかかりにくいなどのメリットを認めています。一方、これまでと方針が大きく変わることで広告主がどう受け止めるかは懸念されます。 AIブームの中で、メタの株価は6倍近くになる急成長を遂げてきました。Xのマスク氏や、最大のライバルといえるTikTokにトランプ氏が好意的という状況の中で、関係改善のためにあらゆる手を尽くす姿勢が感じられます。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 武者良太

    ガジェットライター

    見解Metaは2016年12月よりファクトチェックプログラムを開始しましたが、筆者が確認してきたかぎり、…続きを読む

  • 小木曽健

    国際大学GLOCOM客員研究員/執筆業

    補足「X」のコミュニティノートは、フェイク情報の横に書き添えるスタイルで「訂正よりフェイクの方が拡散する…続きを読む

コメンテータープロフィール

(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

関連リンク(外部サイト)

山口健太の最近のコメント