解説マスク氏の影響力もあり、2025年に「効率化」が注目のキーワードになりそうです。Xでは、さまざまな問題はあったものの従業員の8割を削減しつつ、AIなど必要な分野への投資はしっかり増やしてきた実績があります。 いま話題となっている技術者向けの就労ビザの問題では、マスク氏は世界中から優れた人材を呼び込むことの意義を主張。外国人技術者に頼るテック企業には追い風になると同時に、必要とあればトランプ氏支持者との対立も辞さない姿勢を感じます。 米国だけでなく、少子高齢化で現役世代の負担が高まる日本にこそ効率化が必要との声も出てきています。維新は政府の効率化を訴え、AI活用で社内の20%効率化を進める楽天三木谷氏も「コスト削減庁」に賛同を示しています。
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コメンテータープロフィール
(やまぐち けんた)1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。
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