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なかのかおり

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ジャーナリスト(福祉・医療・労働)、早稲田大研究所招聘研究員

報告

補足具体的なデータが、わかりやすい記事です。 続く物価高で、食費にも影響が出ています。肉や魚を食べさせられなくて栄養が足りないとか、困窮世帯のアンケートにありましたが、一部の話ではなく都心の世帯年収800万円以上の家庭でも悩ましい問題なのです。電気代も高く、制服代や部活動費、高校受験のための塾通いなど出費は多いです。 また様々な取材をして痛感するのは、子育てをしていない世帯や、比較的余裕のある高齢者との分断が進んでいることです。子育てをしていると病気やけが、衣食住を整えるなど、待ったなしの対応が休みなく続きます。その上で親はお金を稼ぎ、周りへの気配りや身内へのフォローもしなければならないのです。 経済的な支援や安心が第一ですが、分断してしまっているコミュニティをまとめるような施策、ご飯が食べられる、相談できる、学習のサポートが受けられる居場所を増やすなど、多角的な支援が必要だと思います。

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コメンテータープロフィール

なかのかおり

ジャーナリスト(福祉・医療・労働)、早稲田大研究所招聘研究員

早大参加のデザイン研究所招聘研究員/新聞社に20年余り勤め、主に生活・医療・労働の取材を担当/ノンフィクション「ダンスだいすき!から生まれた奇跡 アンナ先生とラブジャンクスの挑戦」ラグーナ出版/新刊「ルポ 子どもの居場所と学びの変化『コロナ休校ショック2020』で見えた私たちに必要なこと」/報告書「3.11から10年の福島に学ぶレジリエンス」「社会貢献活動における新しいメディアの役割」/家庭訪問子育て支援・ホームスタートの10年『いっしょにいるよ』/論文「障害者の持続可能な就労に関する研究 ドイツ・日本の現場から」早大社会科学研究科/講談社現代ビジネス・ハフポスト等寄稿

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