親子で読みたい！クリスマスの絵本3冊～元保育士パパがすすめる【絵本の読み聞かせ】
こんにちは。
元保育士ライターのナイスです。
子育て中のお父さん、お母さんは、子ども達と絵本を楽しんでいますか？
絵本の読み聞かせは1冊の絵本と親子で座る場所があれば簡単にでき、時間もかかりません。さまざまな教育的効果もあるので、お子さんが小さいうちにたくさん読み聞かせをしてください。
僕が選ぶおすすめ絵本を不定期で紹介していますが、今回のテーマは「クリスマスの絵本」です。もうすぐ子ども達が大好きなクリスマスがやってきます。クリスマスを楽しみにしながら、ぜひ親子で楽しんでください。
クリスマスの絵本① 『ぐりとぐらのおきゃくさま』（中川李枝子作・山脇百合子 絵）
野ねずみのぐりとぐらが森で雪合戦をしていると、雪の上に不思議な穴がいくつもあるのを見つけます。穴をのぞいた2匹は、穴ではなくて誰かの足跡であることに気付きました。足跡をたどっていくと、なんとぐりとぐらの家に続いていたのです。家の中には大きな長靴と、真っ赤なオーバー、白い襟巻、赤い帽子があって、暖炉には手袋と靴下が干してありました。ぐりとぐらの家に来ていたお客さまとは…？
1960年代から現在まで大きな人気を誇るロングセラー絵本「ぐりとぐら」シリーズ。作者の中川李枝子さんと山脇百合子さんは姉妹で、ほかにも数多くの絵本や童話を残しています。お父さんやお母さんの中には、子どもの頃に『ぐりとぐら』シリーズを読んでもらった思い出がある人は多いことでしょう。シリーズのたくさんの絵本の中でも、クリスマスを描いた『ぐりとぐらのおきゃくさま』は大人気。大きな足跡の正体に、ワクワクしながら楽しめる1冊です。
『ぐりとぐらのおきゃくさま』（Yahoo！JAPANショッピング）
クリスマスの絵本② 『あのね、サンタの国ではね…』（黒井健 絵）
北の果ての美しい森に仲良く暮らす大勢のサンタ達。1月はグランサンタの家に集まり、新年の挨拶をします。2月には、たくさんの子ども達からクリスマスプレゼントのお礼のお手紙が届き、嬉しそうに読むサンタ達。3月からは、次のクリスマスに向けたプレゼント造りが始まります。4月は…。
人気絵本作家、黒井健さんの優しいタッチの絵でサンタ達の1年の暮らしぶりを描いた絵本。1月から12月まで、毎月の様子が描かれているので、クリスマスシーズンだけではなく、いつ読んでも楽しい1冊です。以前、黒井健さんの講演会に行ったときにこの絵本を紹介してくださり、元々はカレンダー用に作られた作品が絵本として出版されたとお話しされていました。クリスマスやサンタクロースについて語り合いながら、親子で楽しめることでしょう。
『あのね、サンタの国ではね…』（Yahoo！JAPANショッピング）
クリスマスの絵本③ 『バスで おでかけ』（間瀬なおかた 作）
今にも雪が降りそうな寒い日に、バスに乗っておでかけをする4人の家族。スケート場、動物園、港、遊園地と次々に楽しい場所に着きますが、お父さんは「今日は別のところ」と言って降りようとはしません。4人家族の行き先は、一体どこでしょう？
作者の間瀬なおかたさんは、ほかにも『でんしゃでいこう でんしゃでかえろう』『あめのひのえんそく』『ドライブにいこう』など、乗り物のしかけ絵本シリーズを手がけ、大人気です。どの絵本も乗り物から見える季節の風景が素敵ですが、『バスでおでかけ』はクリスマスの時季の景色を楽しむことができます。行き先を予想しながら読むのも楽しいです。途中に出てくるデパートのページにはサンタクロースを探すお楽しみがあるので、親子でどちらが先に見つけるか競争すると、より盛り上がるでしょう。
まとめ
今回は、クリスマスやサンタクロースを描いた絵本を3冊紹介しました。ほかにもクリスマスの絵本はたくさん出ています。絵本や図書館に出かけて親子でお気に入りの絵本を探したり、お子さんへのクリスマスプレゼントに絵本を贈ったりするのも思い出に残るクリスマスになることでしょう。
以下の記事でもいろいろなテーマで絵本を紹介していますので、ぜひご覧ください。
「親子で読みたい！無償の愛を描いた絵本3冊～元保育士パパがすすめる【絵本の読み聞かせ】」
