ご麺ください！おうち/お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。

本格的な冬が到来し、さらに鍋が美味しくなってくる季節。スーパー等では様々な鍋つゆ商品がせめぎ合うように並んでいます。そんな中、ラーメン愛好家にとって見逃せないのは有名なラーメン店が監修し、その味を再現した鍋スープの存在。ということで、今回は『ミツカン』から発売されている「札幌味噌拉麺専門店けやき監修 札幌味噌鍋つゆ」を食べてみたのでご紹介します。

■商品紹介

『ミツカン』から発売されている「ラーメンの名店監修鍋つゆ」シリーズで、『札幌味噌拉麺けやき』（札幌味噌味）と『中華蕎麦 とみ田』（濃厚豚骨魚介味）の２つがラインナップされています。

本商品は、北海道札幌市のラーメン激戦区である「すすきの」にて、1999年のオープン以来行列の絶えない超人気店『札幌味噌拉麺専門店けやき』が監修し、お店の味を再現した鍋つゆです。

著者は店舗には未訪問ですが、お店そのままの味を楽しめるラーメン通販サイト『宅麺.com』で同店の味噌ラーメンをお取り寄せできるので、食べ比べをしてみました。こちらで再現度も見ていきます。

栄養成分表示はこちら。

原材料はこちら。

こちらが『宅麺.com』版のラーメンの原材料。豚骨や鶏、味噌や野菜等は同様ながら、鍋つゆはラードではなく鶏油がパッケージでも推されているのが違いなのかなと推測。

■開封・調理

まずは準備する具材等を確認していきましょう。

材料の例は、豚バラ肉、キャベツ、長ねぎ、しめじ、にんじん、玉ねぎ、ニラ、〆用のラーメンとのこと。1袋で3～4人前を作ることができます。

〆のラーメンは、札幌味噌ということで最寄りのコンビニにあった『菊水』の北海道発札幌生ラーメンをチョイスしました。

裏面の作り方に従い、開封前にしっかりと振ったつゆを鍋にれて沸騰したら、具材を順番に入れていきます。ラーメンは生麺タイプなので事前に下ゆでしておきます。

スープを鍋に入れた直後はこんな感じ。白い固まりは恐らく鶏脂かなと。温めると溶けてなくなっていきます。

こちらが完成品。完全なる鍋。ぐつぐつと煮え立ち込める湯気からは、札幌味噌ラーメンを思わせる香りが濃厚に漂ってきます。

では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食！

■実食

スープ【あっさり☆☆★☆☆こってり】

ベースの再現度は高い。赤味噌のパンチが前に出つつ、こってり感は弱め。

一口飲んだ瞬間、赤味噌のパンチがガツンとやってきて札幌味噌ラーメンの味だと思わせてくれるクオリティ。より再現度を詳しく見ていくと、実際のラーメンは赤味噌のパンチと白味噌の優しさのバランスが整った味わいでしたが、赤味噌のほうが前に出てきている印象。また、ラードのこってり感なる部分は弱いので、重厚さの点では物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。『とみ田』もそうでしたが、具材をたくさん食べる鍋スープとして割り切った方向性からみればこれが正解なのだと思います。商品に何を求めるかによって賛否両論ありそうです。

とはいえ、ストレートタイプの味噌鍋スープとしては相当うまい。

日頃から鍋用スープを利用している身として、これまで食べた味噌鍋スープの中でもトップレベルのクオリティだと個人的には感じます。リピートするレベル。

具材

濃厚な味噌スープの味が染みて食べ応えがあり、どんどんと箸が進む！

ラーメン店の監修スープではあるので野菜との相性を心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、完全に自然な鍋です。特に同店は実際のラーメンにもたっぷりの野菜を入れるので、相性は間違いなし。野菜をあまり食べないけどラーメンが好きという方やお子様などにもピッタリだと思います。

〆のラーメン

事前にゆでた麺を鍋に投入し、少し煮てからいただきましょう。

大満足な完全なる札幌味噌ラーメンの味わい。

再現度の高い鍋つゆがゆえに冒頭から繰り返している赤味噌のパンチも効いているので、薄さも気にならず抜群にうまい。肉や野菜の旨味や甘みもさらに溶けだしたつゆなので、味わいにも深みがあり、最後まで美味しくいただけました。

■まとめ

いかがだったでしょうか？

『札幌味噌拉麺専門店けやき』が監修を務めた鍋スープの味わいは、再現度は高いといえる完成度。ラードのこってり感だけは弱いが、札幌味噌ラーメンらしい赤味噌のパンチに動物出汁と野菜から生まれる深いコクが秀逸。数あるストレートタイプの味噌鍋スープの中でもトップレベルのクオリティと思える一杯でした。

それでは、ごち麺でした！