スーパーで買える「天下一品」鍋スープの再現度を〆のラーメンで調査してみた
ご麺ください!おうち/お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。
長く続いた夏の猛暑が終わりを迎え、気が付けば肌寒さを感じる季節。スーパーに買い物に行けば、鍋スープが店内の目立つスペースに陳列されるようになり、本格的な鍋のシーズンが到来したことを知らせてくれます。
そんな中で目を奪うのは「有名なラーメン店が監修し、その味を再現した鍋スープ」たち。筆者が通うスーパーでは、入口のすぐ近くの一番目立つスペースに置かれていて、これは食べないわけにはいかないということで、今回は『ダイショー』から販売されている「名店監修鍋スープ」シリーズから「天下一品 京都鶏白湯味」を食べてみたのでご紹介します。
■ダイショー「名店監修鍋スープ」シリーズとは
ラーメンの名店が監修を担当して共同開発した鍋用のストレートスープ商品で、『天下一品』『すみれ』『一風堂』『麺屋武蔵』と全国的にも有名なお店が監修した商品がラインナップされています。
本商品は、「こってり」でお馴染みの全国に店舗を構える『天下一品』が監修した商品。「こってり」を鍋スープで再現した京都鶏白湯味とのことで、どこまで再現度が高いのか気になります。
■商品確認
まずは準備する具材等を確認していきましょう。材料の例は、豚バラスライス、鶏もも肉、キャベツ(または白菜)、長ねぎ、水菜とのこと。1袋で3~4人前を作ることができます。
原材料等はこちら。
栄養成分表示はこちら。
裏面の作り方に沿って、開封前にしっかり振ったスープを鍋にいれて火にかけ、沸騰したら肉を加えます。再び沸騰したら、残りの具材を加え火が通ったら完成。〆は中華麺で作る鶏白湯ラーメン、ご飯とチーズで作るチーズリゾットを選べます。
今回は、具材は材料例に記載されたものに加え鶏つくねも追加。〆はもちろん鶏白湯ラーメンスタイルでいきます。
■開封・調理
スープを鍋に入れた直後はこんな感じ。色味はしっかりとこってり感がありますが、スープはさらさらで期待していた粘度は全くないです。火を入れると、少し変わってくるのでしょうか。温める前ではありますが、香りにはこってりっぽさがあります。
水菜が鮮やかでぐつぐつと煮えた完全なる鍋。鶏白湯ラーメンを彷彿とさせる鶏の香りもいい感じに香ってきます。
では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食!
■実食
スープ【あっさり☆☆★☆☆こってり】
さらりとした口当たりでドロドロさはほぼ無し。でも味は濃厚鶏白湯でうまい!
どうしても…どうしても「こってり」再現といわれると、あのドロドロな粘度のスープを期待してしまうのですが、味噌汁みたいにさらさらです。鍋用の具材を煮込む前提のスープと考えるとドロドロではたぶん焦げるので、これが正解なのだと思います。
とはいえ、味はストレートタイプの鍋スープをいつも利用している身としてかなり好印象。鶏白湯と鶏清湯をミックスさせたようなマイルドさと出汁感を両立させた鶏の旨味に、野菜の甘味、醤油のキレと酸味に、パンチのあるニンニクとバランスよく調和されていて、ゴクゴクと飲んでしまうほどに個人的に好き。
具材
味がしっかり染みてどれも美味い。特に鶏つくねとキャベツがオススメ!
『天下一品』のデフォルトラーメンでは出会うことのない具材の数々。スープの旨味がしっかりと染みこんでいて、肉はもちろん野菜もバクバクと食べることができます。
〆のラーメン
お待ちかねの〆のラーメンは、『シマダヤ』の中華麺をチョイス。事前にお湯でゆでたものを鍋に投入します。
ではスープと共にラーメンスタイルでいただきます。
やっぱりドロドロはしてないけど、これはこれで濃厚鶏白湯ラーメンでうまい!
再現度の高さを期待するならドロドロじゃないので物足りないですが、ドロドロのなくなった『天下一品』のこってり味はこうなるんだろうなという印象の味わいではあります。ドロドロがないだけで普通にめちゃうまです。後入れでチューブ生にんにくも入れてみましたが、これが最高。ぜひ、準備することをオススメします。
■まとめ
いかがだったでしょうか?
その味わいは、さらりとしたスープがゆえ最も期待するドロドロなこってり感はいまいちながら、濃厚な鶏の旨味と野菜の甘味はしっかりと再現されている、普通に鍋スープとしてはクオリティが高く〆のラーメンも満足度の高いといえる一杯でした。
ドロドロさはないにせよ、鍋スープの鶏白湯味商品としてはかなり推しです。ごち麺でした!
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【天下一品の鍋】名店監修鍋スープ「天下一品 京都鶏白湯味」ダイショー 実食レポ(外部リンク:にゃいパパHOME麺ブログ)
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