スーパーで買える「すみれ」監修みそ鍋スープの再現度を〆のラーメンで調査
ご麺ください!おうち/お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。
2023年も残りわずかとなる12月を迎え、本格的な寒さの到来を感じるようになり、スーパーに行ってみれば鍋スープの存在が目立つようになってきました。そんな鍋スープの中でひときわ目を奪うのは「有名なラーメン店が監修し、その味を再現した鍋スープ」。ラーメン好きとしては気になって仕方がない。ということで、今回は『ダイショー』から発売されている「すみれ監修 札幌濃厚みそ味」を食べてみたのでご紹介します。
■ダイショー「名店監修鍋スープ」シリーズとは
ラーメンの名店が監修を担当し共同開発した鍋用のストレートスープ商品で、監修店には『天下一品』『すみれ』『一風堂』『麺屋武蔵』と全国的にも有名なお店が名を連ねています。
本商品は、札幌味噌ラーメンといえばで有名な『すみれ』が監修を担当。北海道味噌のコク深いスープにとんこつ・にんにくの旨味を加え、お店の味を鍋スープで再現したとのこと。どこまで再現度が高いのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
■商品確認
まずは準備する具材等を確認していきましょう。材料の例は、豚バラスライス、キャベツ、長ねぎ、玉ねぎ、もやしとのこと。1袋で3~4人前を作ることができます。
原材料等はこちら。
栄養成分表示はこちら。
■開封・調理
裏面の作り方に沿って、開封前にしっかり振ったスープを鍋にいれて火にかけ、沸騰したら肉を加えます。再び沸騰したら、残りの具材を加え火が通ったら完成。〆はゆでた中華麺にスープをかけて濃厚味噌ラーメンを楽しむことができる様子。
今回は…具材は材料例のとおり準備し、作り方に沿って調理。〆のラーメンも準備します。
スープを鍋に入れた直後はこんな感じ。
こちらが完成品。パンチのある濃厚な味噌の香りが湯気に乗って立ち込めてきます。キャベツが特にスープが染みこんでいる色をしていて美味しそうです。
では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食!
■実食
スープ【あっさり☆☆★☆☆こってり】
味噌は濃厚でパンチがあるものの、焼き味噌の風味やラードのこってり感は無し!
再現度の結論からいうと、結構ちがうという正直な感想。さらりとしたスープで濃厚な味噌のパンチ力は確かにらしさがあるものの、最大の特徴である焼き味噌の香ばしい風味と最後までアツアツで食べられる要のラードのこってり感はほぼありません。
とはいえ、日頃から鍋用スープを利用している身として純粋に鍋スープとしてどうかでいえば味噌系の中でも濃い味で美味いと思います。同シリーズの『天下一品』や『一風堂』もそうでしたが、鍋スープとして割り切った方向性からみればこれが正解なのかなとは思います。商品に何を求めるかによって賛否両論ありそうです。
具材
濃厚な味噌の味が、フレッシュで甘味のある野菜や肉に染みて美味い!
さらりとしたスープなので、喧嘩することなくしっかり具材に味が染み込んでいて野菜・肉ともに相性が良いです。濃厚で塩味もしっかり感じられる味噌なので、あっさりではなく食べ応えもどっしりと感じられます。
〆の麺
お待ちかねの〆のラーメン。今回は札幌みそということで『菊水』の北海道発札幌生ラーメンをチョイス。
お湯でゆでた麺にスープをかけ、おろし生姜とネギもトッピングしていただきます。
やはり『すみれ』らしさは物足りないが、美味しい〆の味噌ラーメン!
肉や野菜から旨味、甘味がにじみ出たスープが麺によく絡んでくれます。野菜から水分や甘味が出たこともあってか、濃厚さはありながらも優しさもある、鍋に期待するほっこり温まる味わいを楽しむことができました。
■まとめ
いかがだったでしょうか?
その味わいは、『すみれ』の特徴である焼き味噌の風味やラードのこってり感はないが、味噌の濃厚でパンチのある味わい。再現度としてみれば物足りなさがあり賛否両論ありそうだが、鍋スープとしてみればクオリティは高く食べ応えのある一杯でした。
再現度の評価は厳しめですが、鍋スープとしてはオススメです。ごち麺でした!
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