スーパーで買える「一風堂」鍋スープの再現度を〆のラーメンで調査
ご麺ください!おうち/お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。
2023年も残りわずかとなる11月を迎え、東京都心で100年ぶりの過去最高気温を記録したかと思えば、急激に気温が下がり寒さに震える日々が続いています。そんな中、スーパーに陳列された鍋スープたちが目に入るようになり、本格的な鍋のシーズンが到来したなと身をもって感じています。
そんな鍋スープの中でひときわ目を奪うのは「有名なラーメン店が監修し、その味を再現した鍋スープ」で、ラーメン好きとしては気になって仕方がない。ということで、今回は『ダイショー』から発売されている「一風堂監修 博多とんこつ赤丸新味」を食べてみたのでご紹介します。
■商品紹介
『ダイショー』の「名店監修鍋スープ」シリーズとは、ラーメンの名店が監修を担当して共同開発した鍋用のストレートスープ商品で、『天下一品』『すみれ』『一風堂』『麺屋武蔵』と全国的にも有名なお店が監修した商品がラインナップされています。
本商品は、全国的に店舗を展開し博多豚骨ラーメンといえばでも有名な『一風堂』が監修を担当。人気商品「赤丸新味」の味わいを鍋スープで再現したとのことで、どこまで再現度が高いのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
原材料はこちら。
栄養成分表示はこちら。
■開封・調理
まずは準備する具材等を確認していきましょう。
材料の例は、豚バラスライス、長ねぎ、白菜、もやし、きくらげとのこと。1袋で3~4人前を作ることができます。
裏面の作り方に沿って、開封前にしっかり振ったスープを鍋にいれて火にかけ、沸騰したら肉を加えます。再び沸騰したら、残りの具材を加え火が通ったら完成。〆はゆでた中華麺にスープをかけて博多ラーメンを楽しむことができる様子。
今回は…具材は材料例のとおり準備し、作り方に沿って調理。キクラゲは生きくらげをチョイスしました。〆のラーメンも準備します。
スープを鍋に入れた直後はこんな感じ。白濁とした豚骨スープにオレンジ色の油が浮いていて、赤丸の特製の香味油と辛みそを彷彿とさせます。
こちらが完成品。香りは完全に赤丸らしさを感じます。鍋にきくらげは人生初めてかもしれませんが、博多とんこつラーメンらしい風貌も一興です。
では味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食!
■実食
スープ【あっさり☆☆★☆☆こってり】
一風堂っぽさ、赤丸っぽさのある出汁感と醤油感の強い鍋スープ!
最も気になっているお店の再現度の結論からいうと、雰囲気はあるが結構違うという正直な感想。豚骨のマイルドさとほどよい辛味は確かにあるものの、スマートな出汁感と醤油のキレも存在感が強く『一風堂』らしいシルキーな味わいは弱まっている印象です。とはいえ、この手の鍋用ストレートスープを日頃から利用している身として、純粋に豚骨白湯の鍋スープとすればかなり美味いと思います。同シリーズの『天下一品 京都鶏白湯味』もそうでしたが、鍋スープとして割り切った方向性からみればこれが正解なのだと思います。
具材
どの具材も豚骨ピリ辛スープとの相性がよく、しっかり染みていて美味い!
鍋らしい出汁感と醤油感があるので、肉・野菜との相性はバツグン。その上で豚骨のコクとピリ辛な『一風堂』らしいこってり感がプラスされ、あっさり寄せ鍋系よりも食べ応えがパワーアップしている仕上がりです。
〆の博多ラーメン
お待ちかねの〆のラーメン。今回は『セブンプレミアム』の極細麺をチョイス。
お湯でゆでた麺にスープをかけていただきます。
シルキーな味わいが前に出てきて『一風堂』感がなぜかパワーアップ!
理由は全くわかりませんが、麺を食べると『一風堂』らしい豚骨のシルキーな旨味が前に出てきて、急にらしさが顔を出してきました。肉や野菜だと、素材の味の影響だったり、水分で薄くなってしまっていたのでしょうか?誤解なくいえば、お店のものよりそれでもクリーミーさは足りませんが、〆の満足度としては好印象でした。
まとめ
いかがだったでしょうか?
その味わいは、『一風堂』らしいシルキーな豚骨スープらしさは物足りないながら、マイルドな旨味とほどよい辛味の雰囲気はある味わい。鍋スープとしてみればクオリティは高いけど、再現度はいま一歩だなと思っていたら〆のラーメンで急にらしさが強調される一杯でした。
再現度の評価は賛否両論ありそうですが、鍋スープとしては純粋にオススメです。ごち麺でした!
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