大根の皮を「薄く剥く」or「厚く剥く」、美味しい煮物になるのはどっち?栄養士が解説
こんにちは!栄養士食堂です!
秋から冬にかけて甘みを増す「大根」
どんな料理にしても美味しいですが、やはり寒い時期は鍋やおでん・煮物などにすると美味しいですよね。
大根を調理する際は、皮を剥いて使うことがほとんどだと思いますが、皮を「薄く剥く」か「厚く剥く」かで美味しさに違いが出るのは知っていますか?
これを知っておくと大根をもっと美味しく食べることができるのでぜひ最後までご覧くださいね!
今回の目次
1 大根の栄養について
2 選び方・保存方法
3 大根の皮を「薄く剥く」or「厚く剥く」どっちが正解?
4 最後に
1.大根の栄養について
大根の根の部分は約90%が水分です。根には胃もたれや胸やけ予防に効くジアスターゼなどの消化酵素が、葉にはβ‐カロテン・カルシウム・ビタミンC・食物繊維などの多くの栄養が含まれます。
2.選び方・保存方法
【選び方】
・皮の色が白くハリとツヤがあるもの
・葉の切り口に「ス」が入っていないもの
・ひげ根が生えていないもの
詳しくはこちら→「大根は写真のようなものを選ばないで下さい!」栄養士がお願いするワケとは
【保存方法】
・まるごと保存する場合
葉は取り除き、新聞紙やラップに包み冷暗所で立てて保存する。
ただし、夏場は葉を取り除いたら、新聞紙やラップに包み野菜室で立てて保存する。
・カットしたものを保存する場合
キッチンペーパーで包み、密閉袋に入れたら野菜室に立てて保存する。
3.大根の皮を「薄く剥く」or「厚く剥く」どっちが正解?
お待たせしました!『大根の皮を「薄く剥く」or「厚く剥く」どっちが正解?』を解説していきます。
正解は…厚く剥く!
基本的に大根は、厚く剥いて調理した方が美味しく食べることができます。
その理由は、大根の皮の近くには縦に繊維が通っているため加熱しても筋っぽく、口当たりが悪くなるからです。
といっても大根の皮にも栄養が含まれるので捨てるのはもったいない!
皮はきんぴらなどにすると食感が楽しく、美味しく食べられるのでおすすめです。
4.最後に
いかがだったでしょうか。
野菜の皮は薄く剥くか、剥かずに調理した方がよいと思われがちですが、大根に関しては厚く剥いた方が美味しく食べることができます。
大根を使う際はぜひ参考にしてみて下さいね。
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