大阪スパイスカレー界の名物プロデューサーが新たな挑戦！

　 これまで人気店の「和印食堂 gu-te」や「ニッポンカリー オルタナ」を手がけてきたカレープロデューサーの三嶋さんが再始動。2022年4月10日に、満を持してオープンしたのが「ドラマチックカリー ゴールデン中崎 」です。

　その場所として選んだのが、関西のラーメンファンにはなじみ深い「麬にかけろ 中崎壱丁 中崎商店會1-6-18号ラーメン」の跡地。天五中崎商店街の西の端にあたり、OsakaMetro中崎町駅1番出口から徒歩数十秒という場所です。

　古民家の雰囲気を生かしつつリノベーションした落ち着いた空間で味わえるのは、「スパイスカレーの敷居を下げていきたい！」とだしにこだわった食べやすい2種のカレー。

　それぞれのカレーのほか、あいがけ、さらにとんかつのトッピングも用意されています。

さまざまな仕掛けが用意された魅惑のカレー！

ゴールデン出汁キーマ　¥968

　牛豚のあいびきを使用するキーマは、スパイスをたっぷり絡めた粗挽きのミンチが特徴。

　さらに大きな特徴が、勝手に日本初と思っているのですが、透明なルー。

　透明な部分は、とろみを付けた8種の魚介のダシを使用。

　実は、ミンチにかなりしっかりとスパイスが絡められていて、透明なだしと混ぜ合わせることで、スパイス×だし×肉（の旨味）が絶妙に絡み合います。さらに島根県産の再仕込み醤油なども使い旨味重視の力強い仕上がり。

　食べ進むうちに、魚介の旨味が口の中に広がります。

ドラマチックあいがけカリー 国産三元豚とんかつ乗せ　¥1,848

　人気のあいがけは、さきほどの「ゴールデン出汁キーマ」のほかに、欧風カレーの「中崎ドラマチックカレー」がかけられます。さらに、とんかつをトッピングしました。

　「中崎ドラマチックカレー」は具材がビーフですが、ルーは豚骨スープがベース。小麦粉を使用せず、豚骨のコラーゲン成分で欧風らしいとろみを出しています。スパイスはたくさん使っていますが、チリ系は不使用。辛いカレーが苦手な人でもおいしく味わえるようになっています。

　三元豚のロースを使用したトンカツは、コロモはサクサクのクリスピーで、お肉はジューシー。約120gあるので食べ応えも十分。

透明はこの夏のトレンドのひとつ！?

　カレーには関係ないのですが、6月の発売直後から話題になり、売り切れで店頭から姿を消してしまったサントリーの「ペプシ ゼロ からあげ専用コーラ」も透明タイプ。

　「ペプシBIG＜生＞ゼロ」比べて見てみるとこんな感じです。

　からあげの風味を引き立てるためにコーラの香りと甘さを控えめにし、からあげの油っぽさが切れるように食物繊維を配合することで、スッキリした味わいを実現しています。

　よく考えたら、ハイカロリーな唐揚げをカロリーゼロなコーラを飲みながら食べるのは、理にかなっている気がします。カレーにもカロリーオフなコーラが合うかも知れませんね。

ファン視点から生まれる驚きと旨味重視のカレー

　これまでたくさんのカレーを味わい、いい意味でファン視点を失っていない三嶋さんだからこそ生み出せた2種のカレー。「ドラマチックカリー ゴールデン中崎 」では、スパイスファンはもちろん、カレーに詳しくなくても驚きや発見があり、素直においしいと感じられるメニューが楽しめます。

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