【大阪・南森町】ミシュラン4年連続掲載の人気店のダル(豆)カレーは、これまでで1番おいしかった!
スパイスカレー好きだったらわかるのですが、本格的なにカレーを出している店であればあるほど、ダルやダールと呼ばれる豆のカレーを大事にしています。
肉のカレーは鶏やラムなど日替わりで数種か用意していてもダルだけは同じタイプのものを常に用意していという店が多くあります。
今回は、豆カレーのおいしさに目覚めさせてくれたカレー店を紹介します。
専門誌でグランプリを獲得、ミシュランガイド4年連続掲載の人気店
目的の「ガネーシュN」があるのは、OsakaMetro南森町駅&JR大阪天満宮の最寄りの出口から5分強。前に立つと大阪天満宮の表大門が見える場所にあります。植物に囲まれた一軒家です。
外観同様、木を多用した温もりのある店内では、インドのオールドポピュラー音楽が流れます。こちらのお店ですが、関西のカレー好きで、知らない人がいない超有名店。専門誌「究極のカレー 関西版」では、2016年に新店グランプリ、2017年に総合グランプリを獲得。また、2019年から現在まで4年連続でミシュランガイドに掲載されています。
店を切り盛りするのは、店主のタカコさん。「インド映画も音楽も大好き」ということからインドにハマり、何度も渡印。インドの友人に教わったり、大阪のインド料理店で料理の腕を磨きました。
好きなカレーを食べてもらいたくて!
「お店で出すのは、北インドスタイルのスパイスカレー。基本的には私が好きなカレーを出しています」とタカコさん。日替わりでは、チキンやポーク、そしてマトンを使ったカレーがよく登場します。
看板メニューと言えるのが、豆カレーのダール。「インド人が毎日のように食べるダール(豆のカレー)をいろんな人に食べてもらいたくて、この店を始めたようなものなので、強制的に食べてもらうようにしています(笑)」と単品メニュー以外のあいがけにもダールがセットになっています。
「ベジタリアンダーリー」900円に、エビのハリアリテッカ300円やマタルパ二ール300円などをトッピングした合計1,500円分の豪華ターリー。ほかにも用意されていますが、初訪問であれば、こちらをオススメしたいです。
ウラドダル(ケツル小豆)、ムングダル(緑豆)、マスールダル(レンズ豆)の3種の挽き割り豆(ダール)を使ったカレーは、豆カレーとしてはさらりとしつつも、しっかりとした味わいがあり、辛さはほんのり。野菜のみとは思えないコクと旨味を感じます。アクセントのコリアンダーも心地よく好印象。
ダールカレーに使用するスパイスは意外に少なく、ターメリックなど5種ほど。それでも、スパイスを摂取した満足感は十分。
米は、インドの長粒米バスマティライス。さらっとしすぎずルーとよく合っています。
これまで味わったなかで一番の豆カレーかも!
今発売中の「関西ウォーカー2022夏」など、カレー特集の取材をよく担当しているので、たくさんスパイスカレーを食べていると自負しているのですが、豆カレーのイメージをガラリと変えてくれました。シンプルに作られているように見えて、旨味の層があり、バランスが素晴らしい。「豆だけでこんなにおいしく作れるの!?」というのが素直な実感でした。
コロナ禍で冷蔵ショーケースを設置。そのためカレーだけでなく、おかずのテイクアウトが充実。持ち帰って食べてもらってもおいしさを体感できると思います。
GANESH N(ガネーシュ エヌ)
住所/大阪市北区天神橋1-10-18
電話/080-3888-6868
営業時間/11:30~15:00、16:00~20:00(テイクアウトのみ)
定休日/月曜+不定休
交通/OsakaMetro南森町駅から徒歩約8分、JR大阪天満宮駅から徒歩約8分
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