秋太りの原因は基礎代謝?太りやすい?【ダイエット中の人必見】原因と対策
「味覚の秋」「食欲の秋」と言われるように、秋はたくさんの食材が旬を迎えることや食欲が増進するため、太りやすい季節です。さらにもう1つ、意外と知られていない秋太りの大きな原因があります。
そこで今回は、秋太りの大きな原因と予防やダイエットのためにできることを紹介します。
大きな原因は基礎代謝
意外と知られていない秋太りの大きな原因は、基礎代謝の低下です。1日で消費するエネルギーのうち、最も多い割合を占めているのが基礎代謝です。基礎代謝とは心臓の拍動や呼吸など、生命維持に使われるエネルギーのことで、全体の60%をしめています。20代女性の場合、1日で1,110Kcalもあり、家事や運動で使われるエネルギー量の2倍にもなります。このため秋太りの予防やダイエットには、基礎代謝を高い状態で保つことが重要になります。
基礎代謝は秋が低い
基礎代謝は気温により季節変動があり、積極的に熱を作る必要のない夏から秋は低い傾向があります。さらにこの変動は暑さのピークから2カ月ほど遅れるため10月が最も低くなっています。基礎代謝から見ると、10月が最も太りやすい季節ということができます。
変動量は5~10%ほどで、20代女性の場合では秋は1日50~110Kcalほど余剰になるので、注意が必要です。
秋の食材はカロリーが高い
秋に旬を迎える食材は、糖度が高くカロリーが高い傾向があります。とくに脂ののったサンマは高く、ご飯の2倍にもなります。
さらに暑さが落ち着いた秋は、胃腸の働きが活発になって、食欲が増進しているため、知らず知らずのうちに量も多く食べているので要注意です。
秋太りを予防するためにできること
①運動で基礎代謝を上げる
基礎代謝は、ふだんから体を動かしているほど、筋肉量が多いほど高い傾向があります。とくに、全身の筋肉の7割が下半身に集中しているので、歩いたり走ったりなど、下半身を動かすとあげることができます。また座位よりも立位のほうが消費カロリーが高く、足腰を鍛えることにもつながります。できれば電車などでは立ったままのほうがダイエットに有効です。下半身を動かすような運動をして基礎代謝を高くしてくださいね。
②秋の味覚は楽しんでも量をセーブ
秋の味覚はカロリーが高いですが、まったく我慢するのはつらいですよね。そこで、食べて楽しんでも、量を控えるようにしましょう。秋の味覚は腹八分目にすることでも、摂取カロリーを低く抑えることができますよ。また食事の前に、水や白湯を飲んで食欲を落ち着かせてから食べ始めるのも、秋太りの予防やダイエットに有効です。
まとめ
秋は、基礎代謝が低いこと、旬を迎えている食材のカロリーが高いこと、胃腸の働きが高く食欲が増進していることなどが原因で、太りやすい季節です。こまめな運動と食べる量の調整で、秋太りを予防してくださいね。
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