冷凍の揚げナスは、美味しくってお得だった!その理由と賢い使い方
こんにちは。料理研究家&食養生アドバイザーのお天気ママです。
秋ナスの美味しい時期になりました。ナス好きの方あるあるだと思うのですが、最近スーパーで見かける冷凍揚げナスについて、「美味しいの?便利なの?お得なの?」など気になったことはないですか?
じつは私もその1人だったのですが、先日冷凍揚げナスデビューをしたらその美味しさにはまってしまいました。そこで今回は、冷凍の揚げナスについて、コスパや味、賢い使い方などを紹介します。
おうちで作るよりもお得
まずは値段についてです。近所のスーパーで販売されている2種類と、手作りした場合で比べてみました。イオン系のプライベートブランドは1袋398円/500g、肉のハナマサで購入したユニフーズ(株)は298円/500gでした。
自分で500gの揚げナスを作った場合を油の吸収率を14%で計算すると、ナス代300円+サラダ油25円=325円で、これに水道光熱費が加わるのでさらに高くなります。光熱費まで考慮すると、冷凍品と手作りはほぼ同じくらいの値段になりそうです。
冷凍品の場合は、手間や時間・調理後のお掃除も不要になるので、冷凍品のほうがだいぶお得であると感じました。
ちなみに冷凍品は、賞味期限までは1年以上あり、揚げナス好きの人にとっては、お得で便利な商品と言えそうです。
解凍前の状態
解凍前の状態です。2社とも製品の袋を開けた瞬間、油のにおいがしました。揚げたナスなので当然ではありますが、ほかの野菜の冷凍食品と違った匂いなので、最初は驚きました。また凍った状態を指で少し触ると、指にも油がついていました。
また2社とも、所々に黒い点がついていました。原材料にはブラックペッパーなどは記載されておらず辛みもないので、これはナスの皮の一部がちぎれて、ついているようです。ナスの皮だとわかると、黒い点も気にならなくなりました。
解凍方法と解凍後の状態
製品パッケージを参考に、平らのお皿に並べラップをしてレンジ加熱をしました。時間どおりに加熱すると、柔らかくなって、ナスの中まで熱々になっていました。触ってみるとふにゃっとなっていて、手作りの揚げなすを少し時間を置いたような柔らかさでした。
味は手作りと変わらない
食べてみると、噛むと中から油と水分が出てきて、味はおうちで作ったものと変わらないくらい美味しかったです。色づいた香ばしさもありとても美味しく食べられました。揚げたてに比べて、食感は少し劣りますが、味は「手作りと変わらず美味しい」というのが私の印象です。
白だしと大根おろしとの相性は最高
解凍した揚げなすを白だしと大根おろしと合わせると、小料理屋で出てくるような美味しい一品になりました。大根おろしでさっぱりするので、油っぽいのも気にならずに、美味しく食べられました。
■1人分
冷凍揚げナス=100g
A.大根おろし・こねぎ=お好みで
A.白だし=大さじ1
A.お湯=大さじ3
①耐熱容器に冷凍揚げナスを入れて、ラップをしてレンジで2分30秒加熱する。
②【A】をかける。
賢い使い方とまとめ
冷凍揚げナスは、味は手作りとはほとんど変わりないですが、食感は落ちる印象です。このため賢い使い方は、お出汁や大根おろしと合わせたり、カレーのトッピングにしたり、パスタの具材にしたりするなど、ほかの食材と組み合わせることで、美味しく食べられると思います。
揚げてある分、味もしみやすいので、使い方はたくさんありそうです。
冷凍の揚げナスは安くて美味しいので、コスパのよい商品です。上手に活用して、楽しんでくださいね。