きゅうりは体を冷やす?夏の体を整える効果と失敗しない選び方
「きゅうりは体を冷やす」と言われていますが、実際にはどのような効果があるのでしょうか?今回はきゅうりの効果と失敗しない選び方、おすすめのレシピを紹介します。
体を冷やしてむくみも改善する
きゅうりは、薬膳では体を冷やす働きのある食材として分類されています。また95%が水分で、カリウムも多く利尿効果もあり、体の内側の熱を外に運び冷やす作用があります。また夏場に多いむくみの改善にも働きます。
さらに、独特の青臭さは、ピラジンという成分によるもので、血流促進効果があり、体温調整にも有利に働くので、熱中症の予防にも有効です。
きゅうりの選び方
一般的にきゅうりは、イボは新鮮なものほどとがっていて、収穫後時間が経つと鋭さが失われます。鋭いイボのあるものがおすすめです。
また成長過多で肥大したものは種まわりの部分が多く、味も食感も落ちます。成長不足で細すぎる部分は、苦みが強い傾向もあります。このため、1本の太さがだいたい均一なものが美味しく食べられます。
皮にシワがあるものは収穫後時間が経って水分が抜けてしまったと考えられます。ずっしりと重く皮にハリがあるものを選んでくださいね。
・イボがとがっている
・1本の太さが均一
・ずっしりと重く皮にハリがある
ささみときゅうりの中華サラダ
鶏のささみはヘルシーで調理が簡単なうえ、たんぱく質を多く含むので、夏場のキュウリとの相性はばっちりです。叩ききゅうりは面倒なイメージがありますが、筋を入れてひねって一口大に裂くと、叩かなくても叩ききゅうりができるので、簡単にできるレシピです。
3~4人分
鶏ささみ=2本
きゅうり=2本
A.ごま油=大さじ1
A.醤油=大さじ1/2
A.酢=大さじ1/2
塩こしょう(ささみ用)=少々
塩(きゅうり用)=小さじ1/3
①-レンジ加熱
耐熱タッパに鶏ささみを入れ、塩こしょうをして、蓋をしてレンジで1分半加熱する。途中、上下を裏返す。途中で破裂音がしたら、火が入りすぎている個所がある合図なので、加熱をいったん止めて上下を返してください。
②-冷まして食べやすいサイズ
鶏ささみは火が入ったことを確認して、粗熱が取れるまでそのまま置き、触れる温度になったら食べやすいサイズにする。
③-一口大に裂く
きゅうりはヘタを切り落として、縦長に2本ずつ深さ2mmくらいの筋を入れて、ひねって1口大にさいて叩ききゅうり風にする。
④-塩をふる
きゅうりに、塩をして2~3分置き、キッチンペーパーで水分をふき取る。
⇒きゅうりに下味をつけておくと美味しく仕上がる。
⑤-混ぜる
ボールに、鶏ささみは汁ごと、きゅうり、【A】を入れて混ぜて味を調える。皿に盛り、お好みで白ごまや糸唐辛子をのせる。
まとめ
今回は、夏の体を整えるきゅうりの効能とおすすめのレシピを紹介しました。ぜひ美味しく食べて、元気にお過ごしくださいね。