『そらまめは食べ過ぎ注意?』 栄養士が詳しく解説
こんばんは!
栄養士食堂です。
今が旬のそらまめ。
塩ゆですると美味しくてついつい食べ過ぎてしまいますよね。
私も大好きなお野菜の一つです。
ですが、ときどき噂される「そらまめ中毒」という言葉。
聞いたことはありませんか?
今回は「そらまめを食べ過ぎに注意が必要な理由」について詳しく解説しています。
興味がある方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 そらまめの栄養について
2 保存方法・選び方・食べ方のコツ
3 そらまめの食べ過ぎに注意が必要な理由
4 まとめ
1.そらまめの栄養について
タンパク質を豊富に含み、疲労回復によいとされるビタミンB1やビタミンB2も含有しています。その他ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄、銅などもバランスよく含まれいます。
【食品成分表 (そらまめ可食部100gあたり)】
エネルギー 108kcal
糖質量 12.9g
タンパク質 10.9g
脂質 0.2g
炭水化物 15.5g
無機質 カルシウム 22mg
鉄 2.3mg
ビタミンA 240μg
ビタミンB1 0.30mg
ビタミンB2 0.20mg
ビタミンC 23mg
2.保存方法・選び方・食べ方のコツ
【保存方法】
・サヤ付きのものはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。
・冷凍する場合は切れ目を入れてから、かたゆでにして保存袋に入れる。
【選び方】
・持った時に重みがあるもの
・スジが茶色くなっていないもの
・サヤが鮮やかな緑色でツヤがあるもの
【食べ方のコツ】
皮には食物繊維が豊富なので便秘がちな人は皮ごと食べるのがおすすめです。
また、皮にはカリウムやカルシウム、鉄も含まれています。
3.そら豆の食べ過ぎに注意が必要な理由
お待たせしました!そら豆の食べ過ぎに注意が必要な理由を解説します。
多くの栄養成分を含むそらまめですが、そらまめ中毒というアレルギーを発症することがまれにあります。
発症すると発熱・黄疸、重症化すると命にかかわる場合もあると言われていますが、遺伝的な要因で発症することが多いそうなので日本での発症例はあまりなく、かなりまれです。
どんな食材も適量を守ることが大切です。今が旬のそらまめを美味しく食べましょう!
4.まとめ
・そらまめ中毒は、遺伝的な要因で発症することがまれにある
・タンパク質を豊富に含み、疲労回復によいとされるビタミンB1やビタミンB2も含有。
・サヤ付きのものはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存し、冷凍する場合はかたゆでにして保存袋に入れる。
・サヤが鮮やかな緑色でツヤがあるものを選ぶとよい。
【もっと学びたい人へ】
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