【2024最新10月の地震データ】今年初めて震度4以上の地震が発生してない!
10月も残すところ1日となりました。10月に発生した地震をまとめてみると、なんと震度4以上の地震が発生していないのです!
これは、今年に入って初めてのことで、地震活動がとても少なかったことを示しています。
地震回数130回・震度4以上の地震回数はゼロ
いつもどおりYahoo!天気・災害から調査していますが、本稿を執筆している30日13時時点では、地震回数は130回で震度4以上の地震回数はゼロ。
震度の3の地震も11回と、少ない発生率となっています。ただ、今月はまだ34時間ほど残っているため、最終的には変わる可能性もあるでしょう。今月の震度1~3の発生回数は、以下のとおりです。
- 震度3:11回
- 震度2:33回
- 震度1:86回
9月26日釧路沖を震源とする震度4が直近!
9月26日16時01分に釧路沖を震源とする地震が、直近の震度4を観測した地震です。約1か月以上震度4以上の地震が発生していないのは、今年に入って初めてのことです。
震源地数も9月の61地点から35地点に減少|和歌山県北部で16回発生
震源地の数も9月は61地点だったのが、10月は35地点にまで減少しています。
ただし、9月までは「能登半島沖・石川県能登地方・石川県西方沖」など、能登半島周辺の震源地での地震が最多でしたが、今月は和歌山県北部での16回が最多となりました。
上記のグラフは、10月に同じ震源地で3回以上発生した地震を抜粋したものです。能登半島沖3回・石川県能登地方7回・石川県西方沖4回を合計しても14回となり、和歌山県北部の16回を上回っていません。
能登半島と和歌山県北部は今後も注意
とはいっても能登半島周辺では、元旦の地震から断続的に揺れが発生しています。今月も14回もの地震が観測されていることから、メディアでは報じられない住民の不安は続いていると思われます。
ただ、少しずつですが回数も減っているため、このまま継続して減少して欲しいものです。また、和歌山県北部の16回は気になります。この震源で大きな地震が起きないことを祈るばかりです。
▼過去の各月の地震データのまとめ記事