【2024年8月の地震集計】累計回数138回!震度6弱=1回・震度5弱=2回・震度4=2回発生
先月投稿した「【2024年7月の地震集計】累計125回!震度4=4回、震度3=13回発生 6月よりも18回少ない」に続き、今月8月に発生した地震を「Yahoo!天気・災害」の地震履歴から本日31日14:40時点で集計しました。
先月は30日に集計したため、集計後に震度1~3の地震が9回発生し、累積回数は134回に増加。このことからも、日本各地で地震が突発的に起きることが分かります。
31日14時40分時点:前月比+4回|ただし、震度3以上の地震は-3回に!
8月の累計回数は138回となり、7月の累計回数134回よりも+4回増加。しかし、震度3以上の地震回数を比較すると-3回と減少し、震度1、2の地震が多かったことが分かります。
逆に、震度5弱の地震が2回発生。そして、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表の原因となった、8日16時43分ごろに日向灘を震源とする、震度6弱の地震も起きています。
7月と8月|震度3以上の地震発生回数を比較
前述した震度3以上の地震回数を比較するとこのようになり、8月は大きな地震が3回発生。震度3および震度4の地震の発生回数は、少ない状況です。
8月は日向灘を震源とする地震が20回と最多!
今月は日向灘を震源とする震度6弱の地震が起きたため、この震源にて20回と地震が多発しています。
日向灘を震源とする地震のみを切り取ると以下のようになり、震度1~3の地震が同日から12日までの4日間で、19回発生したことが分かります。
日向灘を震源とする地震発生一覧
能登半島も全体で17回発生!
5月から7月にかけて能登半島での地震が多く、3か月連続で発生回数はトップでした。
8月は日向灘を震源とする地震が20回でトップですが、石川県能登地方と能登半島沖の震源とする、能登半島全体の地震発生件数は17回と、いまだに多い状況は変わりません。
そして、8月の震源別のトップ5は以下のとおりです。
No1 日向灘(20)
No2 石川県能登地方(12)
No3 福島県会津(7)
No3 神奈川県西部(7)
No5 福島県沖(5)
No5 能登半島沖(5)
No5 沖縄本島近海(5)
今月は、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表の原因となった、日向灘を震源とする地震が、さまざまな影響をおよぼしています。
また、神奈川県西部を震源とする地震など、台風と併せて自然災害の多い月となりました。
台風は事前に予測できますが、地震は突然起きるため常に警戒が必要です。南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表時にも「地震はいつどこで起きてもおかしくない自然現象である」と警告しています。
何かの役に立つかもしれないため、今後も毎月の地震発生状況のまとめをお伝えしていきます。