専用メーカーがなくても大丈夫!ホットサンドをフライパンでつくる裏ワザ
こんにちは。料理研究家&食養生アドバイザーのお天気ママです。
チーズがとろ~~んのホットサンド、とっても美味しいですよね。
でも、フライパンで作ると「パンと具がバラバラになるし、専用のサンドメーカーがないから作れない!」と諦めている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ふつうのフライパンで、美味しいホットサンドをつくる裏ワザを紹介します。
裏ワザはひと回り小さい蓋
裏ワザは、「ひと回り小さい蓋」です。焼くときに、フライパンにすっぽりはまるようなひと回り小さい蓋をのせて焼きます。蓋を重石代わりにすることで圧力がかかり、パン同士がくっつくので、パンと具材がバラバラになることなく、美味しいホットサンドが作れますよ。
美味しさのポイントは2つ!蓋で押すこと&焼き時間
まず1つ目のポイントは、蓋を最初にのせた時に、「蓋で押して圧力をかける」です。力のかけ具合によって、好みのプレス具合に調整できます。
2つ目のポイントは、「焼き時間」です。チーズがとろ~~んとさせるには、中心まできちんと熱が伝わる必要があります。このためチーズの量にもよりますが、焼き時間は合計で7~8分は必要です。火力は弱めで、時間をかけてゆっくり焼いてくださいね。
専用のメーカーより美味しい
専用のホットサンドメーカーの場合、厚みの調整がしにくいので、具材がつぶれたり、パンの耳が固くなりすぎてしまったりすることがありますよね。でもこの裏ワザなら、蓋はアーチ状なので、次のようなメリットがあり、パン全体を美味しく食べることができます。仕上がりは専用のホットサンドメーカーで作るよりも美味しいですよ。
・手で押してプレス具合を調整できる
・具材を潰さない
・パンの耳が硬くなりすぎることがない
・パン全体を美味しく食べられる
レシピ
■1人分
食パン(8枚切り)=2枚
ハム=1枚
ピザ用チーズ=ひとつかみ
バター=適量
①-フライパンを温めて、バターの半量を溶かす。
②-弱火にして、食パン、ハム、チーズ、食パンの順にのせる。
③-ひと回り小さい蓋をして、上から2~3回押して、形を安定させる。
④-蓋をしたまま、弱火で3~4分焼く。
⑤-いったん取り出してバターをひき、パンを反対側が下になるように戻して、蓋をして弱火で3~4分焼く。
※チーズを溶かすために中まで温める必要があります。弱めの火加減で、合計7~8分は焼いてください。チーズが少量なら、焼き時間を短縮できます。
※小さ目の蓋がない場合は、小さ目のお皿でも作れます。その場合は、お皿の上にさらに蓋をしてください。お皿はとっても熱くなるので、やけどには注意をしてくださいね。
まとめ
今回は、ふつうのフライパンで美味しいホットサンドをつくる裏ワザを紹介しました。好みで調整できるので、仕上がりは専用のホットメーカー以上です。ぜひ試してみてくださいね。