損してない?房のままの保存はNG!ぶどうの得する保存方法【美味しさキープで長持ち】
こんにちは。料理研究家&食養生アドバイザーのお天気ママです。
ぶどうの美味しい季節になりました。ぶどうを購入したら、房のままパックで保存していませんか?その保存方法はNGです!
ではどうやって保存したら、長く食べられてお得なのか?疑問が出てきますよね。
そこで今回は、房のまま保存するとどうして損でNGなのかと、美味しさキープで得する保存方法を紹介します。
得する保存を探るための実験
まず、得するぶどうの保存方法を探るために比較実験をしました。八百屋で購入した1房のぶどうを、
①房のままパック
②房からもぎ取ってタッパー
③房からハサミで切り離してタッパー
3つを準備して、7日間冷蔵庫で保存して比較しました。
①房のまま保存はふにゃふにゃ
房のままパックで保存したものは、自然と房から離れていました。果肉は皮がしわしわになっていて、軸も乾燥して空からの状態になっていました。食べてみてもふにゃふにゃの食感であまりおいしくありませんでした。
②もぎ取ったぶどうは果汁が流れ出ている
房からもぎ取ったぶどうは、皮の一部が破けていて、中から果汁が出ていました。味は、酸味が少し抜けてはいましたが、美味しかったです。
③ヘタを残したぶどう
ハサミで切ってヘタを少し残したぶどうは、一番変化が少なく、味もジューシーで美味しかったです。②のもぎ取ったぶどうと比較すると若干ですが美味しいような気がしましたが、その違いはほんのわずかです。でも、皮が傷んでいるところがなく、気持ちよく美味しく食べられました。ヘタがついていて皮にハリがあるので、来客にも出せそうです。
得する保存法は「③ハサミで切ってヘタを残す」
①~③のなかで、一番おいしかったのが③のハサミで切ってヘタを残したものです。よって、美味しさキープの得する保存方法は、「③ハサミで切ってヘタを残す」ということが言えそうです。またタッパーで保存するときは、ペーパータオルを1枚敷いておくとクッション代わりになって湿度をキープするので、さらに美味しさキープにつながります。
最後に
今回は、大粒ぶどうの得する保存方法を紹介しました。小粒ぶどうについては、下記の関連記事をチェックしてくださいね。
ぶどうは正しく保存すると、冷蔵庫で1週間くらいは美味しく食べられるのでお得ですよ。ぜひ上手に保存して、秋の味覚を楽しんでくださいね。