料理研究家&食養生アドバイザーのお天気ママです。
ぶどうを冷凍保存するとどうなるのか？冷蔵と冷蔵の目安は何日なのか？気になったことはないですか？
そこで今回は、冷凍したぶどうの特徴や、冷蔵・冷凍の目安などを紹介します。今回は小粒のデラウェア編です。

ぶどうは常温保存はNG

ぶどうはバナナなどと違って、追熟しない果物です。このため常温でのメリットがなく、常温では傷みが早くなるので、購入したらできるだけ早く冷蔵庫で保管しましょう。
房については、大粒のぶどうは房のままでは傷みやすいですが、小粒の場合は房から外すと切り口から果汁が流れ出て、雑菌も繁殖しやすく、傷みが早くなってしまいます。このためデラウェアなどは、房のまま冷蔵保存します。

キッチンペーパーを巻くと美味しさキープ

冷蔵庫で保存する場合、軽く洗ってからキッチンペーパーを巻いて、タッパに入れて保存します。キッチンペーパーを巻くことで、クッション代わりになり、乾燥を防ぎ、房から外れるのも防ぐことができますよ。

冷凍保存ではラップで包む

デラウェアも大粒ぶどうと同じように冷凍で保存することができます。冷凍する場合は、軽く洗ったあと水分を拭いて、房から外れるのを予防するためにラップに包んで、保存袋に入れます。ラップがクッション代わりになり、房から外れるのも防ぐので、冷凍後もきれいな形を保っていますよ。

冷凍すると味は変わる？

デラウェアも冷凍保存後に解凍すると、フレッシュ感がなくなり食感も若干落ちますが、その変化は大粒のぶどうほどではありません。むしろ、解凍せずに冷凍の状態で食べると、シャーベット状でひんやりしてとっても美味しいです。娘は凍ったシャリシャリのデラウェアが好きなので、我が家では冷凍で保存することが多いです。

冷蔵と冷凍の判断基準は？

ぶどうの状態にもよりますが、冷蔵保存で美味しさをキープできるのが5～7日だとすると、それ以内なら冷蔵、それ以上なら冷凍保存とするのが一般的な判断となりそうです。

でも、デラウェアの場合は、①冷凍による劣化が大粒ぶどうよりも小さいこと、②シャーベット状で食べると美味しいこと、③冷凍後に水にくぐらせると皮がするっと剥けることなどを考慮すると、冷凍保存のメリットが大きいように私は思います。
よって、私のおすすめの保存方法は冷凍です。ぜひ一度試して、ぶどう100％のシャーベットを楽しんでくださいね。

まとめ

今回は、ぶどうの中でも小粒種のデラウェアの冷蔵と冷凍の保存方法を紹介しました。冷凍すれば、美味しくて保存期間も延びるので、お得で賢い保存方法です。ぜひ食べて、秋の始まりを楽しんでくださいね。