クーマン・バルサの新たな形。【4-2-3-1】に、メッシとグリーズマンという2人の「偽背番号9」
バルセロナの周囲が騒がしい。
相変わらず、と言った方がいいかもしれない。今夏、リオネル・メッシが退団希望を表明したバルセロナにおいて、混沌の波は収まる気配を見せない。
ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長に対する不信任動議に向けた動きが活発化し、1万6521票が必要ななか、2万731票が集まった。これから、ソシオ(会員)がバルトメウ会長の進退を決めることになる。
それだけではない。ロナルド・クーマン監督がリキ・プッチに移籍先を模索するように勧め、これに一部のバルセロニスタが拒絶反応を起こしている。
難航しそうな世代交代と、クラブ内のゴタゴタ。だが、クーマン・バルサに訪れた変化は、確実にある。
■システムチェンジ
第一に、システムチェンジだ。クーマン監督は伝統の【4-3-3】を捨て、【4-2-3-1】にチャレンジしている。
(4-2-3-1の図)
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