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それ「血圧の異常」のサインかも!-血圧が"高い"・"低い"とどうなる?-分かりやすく解説!

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「血圧が高いと…低いと…」

どんな症状が現れるのか?解説していきます。

血圧ってなに?

血圧は、血液が流れるときに

血管の壁にかかる圧力のことを指します。

心臓が収縮したときが「収縮期血圧」で、

心臓が拡張したときが「拡張期血圧」です。

一般的に「上の血圧」「下の血圧」とよびます。

高血圧・低血圧ってなに?

●高血圧は、血圧が基準値より高くなった状態

基準値は、

上の血圧(収縮期血圧)が140以上

下の血圧(拡張期血圧)が90以上です。

●低血圧は、血圧が基準値より低くなった状態

基準値は、

上の血圧(収縮期血圧)が100以下

下の血圧(拡張期血圧)が60以下です。

高血圧になるとどうなる?

高血圧は、自覚症状がないことが多いですが、

持続すると、血管に負担がかかり、血管の壁が

硬くなってしまう「動脈硬化が進行します。

そして動脈硬化は、狭心症心筋梗塞

腎不全などのリスクを高めてしまいます。

高血圧を予防するには?

高血圧は、塩分の摂り過ぎを控えたり

カリウムを多く含む野菜や海藻類などを

しっかり摂るなど、食生活を整えましょう。

※ただし腎臓に異常がある方は、カリウムの摂り過ぎには注意する。
※ただし腎臓に異常がある方は、カリウムの摂り過ぎには注意する。

また、禁煙・肥満の解消・

お酒を飲み過ぎないことなども大切です。

低血圧になるとどうなる?

低血圧では、

朝が起きられなかったりめまい立ちくらみ

重度の場合は、失神が起こることがあります。

その他にも、頭痛・疲労感・倦怠感・

動悸などの症状が起こることもあります。

低血圧を予防するには?

低血圧は、

栄養バランスのとれた食事を摂ることや、

水分をしっかり摂取して血液の循環を良くする。

また、適度に運動をして、

心肺機能を向上させることも大切です。

最後に

血圧は、ご家庭でも測ることができるので、

定期的に測定をしておくと、

異常に気がつき、病気の予防にも繋がります。

では、今回はここまでです。

参考になれば幸いです。

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【参考文献】
・岡田隆夫ら(2013):「標準理学療法・作業療法学,生理学」,第4版,医学書院
・堀川宗之(2019):「見て読んで学ぶ人体解剖生理学」,改訂第2版,東興交易(株)医書出版部
・医学情報科学研究所(2010):「病気がみえるvol.2,循環器」第3版,メデュックメディア
・坂井健雄ら(2018):「人体の構造と機能①,解剖生理学」第10版,医学書院

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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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