それ「血圧の異常」のサインかも!-血圧が"高い"・"低い"とどうなる?-分かりやすく解説!
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ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「血圧が高いと…低いと…」
どんな症状が現れるのか?解説していきます。
血圧ってなに?
血圧は、血液が流れるときに
血管の壁にかかる圧力のことを指します。
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心臓が収縮したときが「収縮期血圧」で、
心臓が拡張したときが「拡張期血圧」です。
一般的に「上の血圧」「下の血圧」とよびます。
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高血圧・低血圧ってなに?
●高血圧は、血圧が基準値より高くなった状態。
基準値は、
上の血圧(収縮期血圧)が140以上、
下の血圧(拡張期血圧)が90以上です。
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●低血圧は、血圧が基準値より低くなった状態。
基準値は、
上の血圧(収縮期血圧)が100以下、
下の血圧(拡張期血圧)が60以下です。
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高血圧になるとどうなる?
高血圧は、自覚症状がないことが多いですが、
↓
持続すると、血管に負担がかかり、血管の壁が
硬くなってしまう「動脈硬化」が進行します。
↓
そして動脈硬化は、狭心症や心筋梗塞・
腎不全などのリスクを高めてしまいます。
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高血圧を予防するには?
高血圧は、塩分の摂り過ぎを控えたり、
カリウムを多く含む野菜や海藻類などを
しっかり摂るなど、食生活を整えましょう。
![※ただし腎臓に異常がある方は、カリウムの摂り過ぎには注意する。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/ogachansensei/article/00300849/internal_1662177808302.png?fill=1&fc=fff&fmt=jpeg&q=85&exp=10800)
また、禁煙・肥満の解消・
お酒を飲み過ぎないことなども大切です。
低血圧になるとどうなる?
低血圧では、
朝が起きられなかったり、めまいや立ちくらみ、
重度の場合は、失神が起こることがあります。
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その他にも、頭痛・疲労感・倦怠感・
動悸などの症状が起こることもあります。
低血圧を予防するには?
低血圧は、
栄養バランスのとれた食事を摂ることや、
水分をしっかり摂取して血液の循環を良くする。
また、適度に運動をして、
心肺機能を向上させることも大切です。
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最後に
血圧は、ご家庭でも測ることができるので、
定期的に測定をしておくと、
異常に気がつき、病気の予防にも繋がります。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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【参考文献】
・岡田隆夫ら(2013):「標準理学療法・作業療法学,生理学」,第4版,医学書院
・堀川宗之(2019):「見て読んで学ぶ人体解剖生理学」,改訂第2版,東興交易(株)医書出版部
・医学情報科学研究所(2010):「病気がみえるvol.2,循環器」第3版,メデュックメディア
・坂井健雄ら(2018):「人体の構造と機能①,解剖生理学」第10版,医学書院
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【おすすめ記事】
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【おがちゃん先生について】
- ウィルワン整体スクール卒
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- bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
- 解剖生理学オンラインサロン運営
- 東京都麹町半蔵門にて整体活動中