それ「すい臓が悪い」サインかも!-すい臓が悪くなるとどうなるのか?-分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は、すい臓が悪くなると、
どんな症状が現れるのか?解説していきます。
すい臓とは?
すい臓は、
十二指腸に抱き抱えられるようにある臓器です。
そして、すい臓は、
消化に関わる液体(膵液)や
血糖値を調節するホルモンを分泌します。
すい臓が悪くなったときの症状は、
病気の種類によって特徴が異なるので、
今回は、代表的なものいくつかを紹介します。
①急性膵炎
急性膵炎は、すい臓に起こる急性の炎症です。
すい臓から分泌される膵液の成分が、
何らかの理由により"すい臓内で活性化"し、
自分を溶かしてしまうことで起こります。
急性膵炎になると、
上腹部から背中まで強い痛みが起こったり、
発熱や嘔吐などの症状が現れることがあります。
②慢性膵炎
慢性膵炎は、主にお酒の多飲によって、
すい臓が繊維化していき、
機能が低下していってしまう病気です。
初期は腹痛・下痢などの症状がみられますが、
↓
進行していくと「膵液の分泌低下」から、
栄養の吸収障害→体重減少と繋がります。
また、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の
分泌も低下することから「高血糖」となります。
③膵がん(すい臓がん)
膵がんは、すい臓に発症するがんです。
原因はハッキリとはわかっていませんが、
慢性膵炎の既往・喫煙・食生活の乱れなどが、
膵がんのリスクを高くするといわれています。
無症状のまま進行することが多く、
進行していくと腹痛・背中痛・黄疸・
体重減少などの症状が現れます。
④膵嚢胞(すいのうほう)
膵嚢胞は、すい臓の内部にできた
液体などが溜まった袋状のものです。
外傷や先天性(生まれつき)によるものや、
急性・慢性膵炎に伴ってできることがあります。
腹部の違和感や腹痛・背中痛などがみられる
こともありますが、無症状なこともあります。
最後に
急性膵炎に関しては、
強い腹痛や背中痛などがサインとなりますが、
↓
なかには軽い症状だったり、無症状のまま、
進行していくこともあるので注意が必要です。
そして、すい臓の病気は喫煙や肥満・
アルコールの飲み過ぎなどがリスクになるため、
生活習慣の乱れに注意することが大切です。
では、今回はここまでです。
参考になりましたら幸いです。
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【おがちゃん先生について】
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- ・東京都麹町半蔵門にて整体活動中