【それ"膵炎"のサインかも?】-「慢性・急性膵炎」になるとどうなる?-分かりやすく解説!-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「慢性膵炎・急性膵炎」になると、
どんな症状が現れるのか?解説していきます。
すい臓ってどんな臓器?
すい臓は、
十二指腸に抱き抱えられるようにある臓器で、
お腹の真ん中辺りで、背中側に位置します。
そしてすい臓は、
大きく2つの働きをしています。
すい臓の働き①:ホルモン分泌
すい臓は、
血糖値を調節するホルモンを分泌します。
具体的には、血糖値を上げる「グルカゴン」、
血糖値を下げる「インスリン」などがあります。
すい臓の働き②:膵液の分泌
すい臓は、食べ物を分解する
"消化酵素"を含んだ「膵液」を分泌します。
また、膵液は「弱アルカリ性」なので、
胃から流れてきた「胃液まみれ」で酸性に
なっているものを中和する役割もあります。
では「慢性膵炎」と「急性膵炎」
それぞれ分けてみていきましょう。
慢性膵炎ってなに?
慢性膵炎は、
すい臓が何らかの理由により繊維化し、
機能が低下していってしまう疾患です。
主な原因は「過度な飲酒」で、他には胆石が
原因になったり、原因不明なこともあります。
慢性膵炎になるとどうなる?
慢性膵炎は、代償期と非代償期があります。
↓
「代償期」は…働きをカバーできている状態で、
「非代償期」は…働きをカバーできない程度まで、悪化している状態です。
●代償期では、腹痛・腰背部痛・食欲不振・
吐き気・嘔吐などの症状がみられることがあり、
↓
●非代償期では、脂肪性の下痢・体重減少、
そして、糖尿病に繋がることがあります。
予防法については最後に説明しますので、
続いて、「急性膵炎」を解説していきます。
急性膵炎とは?
急性膵炎は、すい臓に起きる急性の炎症です。
膵液が何らかの理由で、すい臓内で活性化し、
自分を溶かしてしまうことで起こります。
急性膵炎の2大原因は、
「アルコール(過度な飲酒)」と「胆石」です。
※男性はアルコール性が多く、女性には胆石性が多い
急性膵炎になるとどうなる?
急性膵炎では、激しい上腹部痛・発熱・背中痛
・嘔吐・悪心などの症状がみられることがあり、
↓
エビのように背中を丸めた状態になると、
痛みが和らぐことがあるのが特徴です。
慢性・急性膵炎を予防するには?
慢性膵炎と急性膵炎は、
「過度な飲酒」と「胆石」が代表的な原因です。
↓
なので「お酒を飲み過ぎない」ことと、
胆石の予防として「脂肪の摂りすぎを控える」
など、食事バランスや生活習慣を整えましょう。
胆石については、
下の記事で詳しく解説しております。
(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
似たような症状や、不安がある場合には、
早めに、医療機関への受診をおすすめします。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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- 腎臓が悪くなるとどうなる?(こちらから)
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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
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【おがちゃん先生について】
- ウィルワン整体スクール卒
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- bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
- 解剖生理学オンラインサロン運営
- 東京都麹町半蔵門にて整体活動中