Yahoo!ニュース

それ「胆石」のサインかも!-胆石ができるとどうなるのか?-イラストで分かりやすく解説!

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「胆石ができると、

どんな症状が現れるのか?解説していきます!

胆石とは?

胆石は、胆のうの中や、

胆のうから繋がる管にできた結石で、

胆汁」の成分からつくられています。

胆汁は、「胆のう(胆嚢)」で蓄えられ、

食事をすると十二指腸に分泌されて、

脂肪を消化しやすくしてくれます。

胆石ができるとどうなる?

胆石は、胆のうの中胆汁の通る管

肝臓内のどこにできるのか?

によって症状や特徴が異なります。

それぞれ分けてみていきましょう。

①胆のう内(胆のう結石)

胆のうの中に結石ができるのは、

胆のうの機能低下や、胆のうから繋がる管

(胆嚢管)が閉塞することが原因となります。

症状は胃痛と似ている腹痛みぞおち辺りの

絞られるような痛み胆嚢炎などがあります。

②胆汁の通る管(総胆管結石)

胆汁の通る管の中に結石ができるのは、

胆のうから結石が落下したり、

細菌感染などが原因となります。

症状は黄疸(皮膚や目が黄色っぽくなる)

みぞおちの奥の方が痛むなどがあります。

また、十二指腸に開口する辺りで詰まると、

膵液(すい液)の流れが妨げられてしまい、

急性膵炎が起こることもあります。

実際に急性膵炎の2大原因は、

アルコール胆石となっています。

③肝臓内(肝内結石)

胆汁は、肝臓でつくられるので、

肝臓内の管に結石ができることがあります

これを「肝内結石」といいます。

無症状なこともありますが、腹痛・発熱・

黄疸などの症状が現れることもあります。

最後に

食後特に脂肪を多く摂ったとき)に、

強く絞られるような腹痛が現れる場合、

胆石のサインである可能性があります。

※なかには、右肩や右背部に痛みを感じる場合もある(放散痛)
※なかには、右肩や右背部に痛みを感じる場合もある(放散痛)

しかし、自分だけで判断するのではなく、

似た症状や不安がある場合には、

医療機関へ受診することが大切です。

では、今回はここまでです。

参考になりましたら、

いいね(ハート)ボタンお願いします。

最後まで、

ご覧いただきありがとうございました!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おすすめ記事

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【おがちゃん先生について】

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

おがちゃん先生の最近の記事