「写真のようなお米を選んでください!」栄養士が『美味しいお米の選び方』を徹底解説
こんにちは!栄養士食堂です。
皆さん「美味しいお米の選び方」を知っていますか?
今年は「令和の米騒動」と言われるほどお米が手に入りにくいですが、せっかく買うなら美味しいお米を選びたいですよね。
今の時期は、古米と新米が混在していますが、美味しいお米はスーパーで簡単に見分けることができます。
今回は栄養士の私が「美味しいお米の選び方」を詳しく解説していくので、気になる方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 お米の栄養
2 お米の保存方法
3 美味しいお米の選び方
1. お米の栄養
お米はエネルギー源となるでんぷんとその代謝を促進するビタミンB群やタンパク質が豊富に含まれています。また、消化吸収されないでんぷんの一種「レジスタンス・スターチ」も含み、便秘解消にもよいとされています。
2.お米の保存方法
2ℓのペットボトルに入れて、冷蔵庫(冷蔵室または野菜室)で保存しましょう!
詳しい方法はこちらから→「お米は冷蔵庫に入れる?入れない?」栄養士がお米の正しい保存方法を解説!
3.美味しいお米の選び方
お待たせしました!「美味しいお米の選び方」を詳しく解説していきます。
お米は米袋に小窓がついていて、お米の色が澄んだ白色かつ袋を動かしても小窓に粉がつかないものを選ぶとよい。
美味しいお米を選ぶには、米袋に小窓がついているもの(中がしっかり見えるもの)を見つけるのが重要です。
写真のような小窓がついているお米を選んだら、チェックしてほしいことが3つあります。
<美味しいお米を選ぶための3つのポイント>
①お米の色が澄んだ白色で、袋を動かしたときに小窓に粉がつかないものを選びましょう!古米は、お米の色に少しにごりがあり(黄色っぽい)、小窓に粉がついています。
↓小窓を拡大してみると…
小窓がついていないお米でも美味しいものはありますが、小窓がついているお米の方が中身が見えてより美味しいお米を選ぶのにわかりやすいです。
②原料玄米を見ましょう!
原料玄米は単一原料米と複数原料米があります。単一原料米は産地・品種・産年が同一の米を10割使用していることを指し、複数原料米は産地・品種・産年が異なるお米を混ぜて使用していることを指します。
好みにもよりますが、産地・品種・産年が同じお米を選びたい場合は単一原料米を選ぶと良いでしょう。
③精米日を見ましょう!
精米日が新しいものほど美味しいです。
そのほか、農薬を減らした「特別栽培」や「有機JAS認定」などの記載があるお米を選ぶのもおすすめです。
スーパーでお米を購入する際は下記を参考にしてみて下さいね。
・米袋に小窓がついているもの(中身が見えるもの)
・お米の色が澄んだ白色であるもの
・袋を動かしたときに小窓に粉がつかないもの
・単一原料米か複数原料米かをチェック
・精米日が新しいもの
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