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大人の日帰りウォーキング 新しい靴を買って嬉しそうにしている友人に、これだけは伝えたい1つの事

わか子ライター

週末の朝。気温はそんなに高くないけれど、空一面は厚い雲で覆われており、蒸し暑い。午後から雨の予報だったかな。

今週はバタバタして疲れたけれど、休日の今日もいつもと同じ時間に目が覚めたので、何時ものように公園に出かけて、運動する。

梅雨時期でもあり、最近は雨の日が多い。それに加えて、天気が良い日は気温30度をこえる猛暑日になる。雨の日があり、猛暑日もあるこの季節。梅雨から真夏が過ぎるころまでは外での運動が難しくなる。

ウォーキングシューズを買ったわ!

昨夜、元同僚で友人の晴美さんから連絡があった。私の趣味の1つである長距離ウォーキングに一緒に行きたいと声をかけられている。1人で趣味を楽しんでいる私にとって、あまり嬉しい話でもないけれど、友人付き合いもあるので仕方がない。たまには誰かと街道歩きを楽しむのも良いか。

晴美さんは、1年程前に糖尿病になり通院治療を受けているという。お薬は忘れずに飲んでいるけれど、検査結果が良くないらしく、主治医から食事指導を受け、運動も積極的にするように言われたという。
晴美さんは出かけるのが好きなので、旅行気分で歩きつないでいく街道歩きに興味を持ったらしい。同時に運動にもなるので一石二鳥でもある。

奮発したのよ、このシューズ。クッション性も抜群だわ。
心はすでに、街道歩きの旅に出ているらしい。

買い物が好きな晴美さんの事だから、きっと良いシューズを買ったのだろう。
確かに、長い距離を歩く街道歩きなので、靴の性能は良い方がいい。おしゃれなシューズを買ったのだろうな。いいなぁ。私の新しいシューズがほしいと思う気持ちは、お財布に無視され続けている。

日常の運動であれば、近所の公園などを30分間程のウォーキングになると思うけれど、街道歩きになれば歩く時間も距離も日常の運動と比べ物にならない程の長さになる。
長く歩く事で靴の中の足が蒸れることも影響するし、足になじんでいない新しいウオーキングシューズでは靴擦れなどの足のトラブルになりやすい。長い街道歩きの途中で、足のトラブルによる痛みで途中でリタイアすることになるし、痛い足を引きずって自宅まで帰るのも一苦労である。
晴美さんには糖尿病があるので、ちょっとした足のトラブルでも大きな傷になってしまうので注意しなければならない。

日帰りウォーキングの旅に行くまでに、ご近所ウォーキングをして靴を足になじませておいた方が良いと伝えた。

晴美さんは、ご近所ウォーキングをするのが面倒とか、飽きるとか、心の声を素直に言う。
晴美さんらしいけれど、健康になるために運動をするのに、足のケガから病気になっては困るでしょと伝えた。そして、ご近所ウォーキングを真面目にしないと一緒に行くのをやめるよ、と言うと、しぶしぶであるけれど納得した様子だった。

雨の日や、真夏の暑い日はどうしよう?

日常の運動を面倒だと思っている晴美さんは、何とか運動をさぼれる(誤)休める口実を探そうとしているのが良く分かる。良い意味でも、悪い意味でも素直過ぎる。

※糖尿病の運動療法は治療の一環の為、主治医や医療機関に相談しましょう。

旧中山道 塩名田宿お滝通り(長野県佐久市塩名田)
旧中山道 塩名田宿お滝通り(長野県佐久市塩名田)

日常の運動では、暑い日も、雨の日も休んで良いと思う

健康のための運動では休んで良いと私は思っている。

比較的、私は暑さに強い。何の根拠もなくそう思っているけれど、昨今の夏の暑さは言葉にならない程でもある。それでも、早朝であれば涼しいとは言えなくても、まだ気温は上がっていないので、真夏に運動するには朝早い時間だと何とかなる。
しかし、朝から真夏日もあるので、そういう日の運動は休みで良い。熱中症になるよりは休みで良いと思っている。(※早朝の運動では水分補給や空腹に注意)

雨の日も休みで良い。自分がぬれるのは当たり前だけれど、それよりも道路がぬれると滑る。
ウォーキングもしっかり歩くと、足をついた時やけりだすときに滑ることがある。アスファルトの道路では白線の上がぬれていると滑りやすい。他にはマンホールの上や、側溝の金網の上。木々が生い茂る公園の中では落ち葉の上、木で作られた階段なども程度にはよるけれど、ぬれていると滑りやすい。ズルっと滑ることがある。

何かをすると危険な事は必ずあるので、言い出すときりがない。危険だとされることは予想して、出来る限り避けるようにする。若い頃なら軽いケガで済むことも、年齢を重ねると防御反応が鈍くなっているので、思いもよらないケガになることもある。私は、少しの雨なら気持ちよく外で運動をするけれど、人には十分注意するように伝えることが多い。

運動を休んでも大丈夫なのか

せっかく運動を始めたのに、休んで大丈夫なのか不安になるかもしれない。しかし、運動をすることが習慣になっていれば、1日や2日を休んでも大丈夫だと私は思っている。1週間で考えると計画した日数は運動出来なくても、1カ月や3カ月、半年、1年で考えれば何とかなる。そう思うと自分の気持ちも楽に収まる。運動をしてしっかり着いた体力は、1日、2日では落ちないし、たまに休んだ方が体を軽く感じることもある。

そんなことを考えてはいるけれど、疲れているのに自分への言い訳のようにダラダラと運動をして、公園の木の根っこで足を引っかけてしまい転びそうになっているのは、私である。

ライター

東京都在住のおばさんです。子育てが落ち着いてきた頃より趣味で登山や街道歩き等を始めました。歩く旅は大変だというイメージがありますが、歩く事で解る楽しみもあります。実際に歩く旅をして、歩く旅の楽しさをお伝えしたいと思っています。

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