「ゆで卵にして保存する」←「注意して!」栄養士がお願いするワケとは
こんにちは!栄養士食堂です。
皆さんゆで卵の賞味期限は知っていますか?
実はゆで卵にして保存するのは注意が必要なんです。
そこで今回は栄養士が『ゆで卵にして保存するのを注意してほしい理由』を詳しく解説していきますので、気になる方は最後までお付き合いくださいね。
今回の目次
1 卵の栄養
2 選び方・保存方法
3 ゆで卵にして保存するのを注意してほしい理由
4 まとめ
1.卵の栄養
卵は本来ヒヨコの命を育むものなので、良質な栄養がたっぷりと含まれています。
卵には必須アミノ酸が全て含まれ、他のたんぱく質源となる食品と比較してもビタミンとミネラルの含有量は優秀です。
2.卵の選び方・保存方法
【選び方】
賞味期限とは別に産卵日が記載されていて、なるべく日が経っていないもの
【保存方法】
・10度以下で冷蔵保存する。
・ドアポケットではなく、卵の温度があまり変わらない場所で保存する。
・卵が直接ほかの食材に触れないようにパッケージごと保存する。
3.ゆで卵にして保存するのを注意してほしい理由
お待たせしました!『ゆで卵にして保存するのを注意してほしい理由』を詳しく解説していきます。
その理由は…ゆで卵は生卵より傷みやすく、長持ちしないから
実はゆで卵にすると細菌を分解するリゾチームという酵素の働きが消滅してしまうので長持ちせず、生卵より賞味期限が短くなります。
固ゆで卵(殻付き)にして密閉容器にいれて冷蔵保存した場合、もって2~3日ですが、ひび割れしていたり、冷蔵庫での保存状態によっても賞味期限は異なるのでできるだけ早く食べるようにしましょう。
殻を剥いて保存した場合は当日中に食べるようにしましょう!
ゆで卵の賞味期限
・固ゆで卵(殻付き)の場合→2~3日
*ただし、ひび割れしている場合は作った日に食べるようにする。
・固ゆで卵(殻剥き)の場合→作った日に食べるようにする。
・半熟卵の場合→作った日に食べるようにする。
→ゆで卵を保存する場合は、殻付きのまま密閉容器にいれて冷蔵保存しましょう!できるだけ早く食べるのが◎
4.最後に
いかがだったでしょうか?
ゆで卵にすると生卵より賞味期限が短くなるので、なるべく早く食べるようにしましょう。
ゆで卵を作る際は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
【卵についてもっと学びたい人へ】
他の記事では、
・「カップ麺のカップ捨てないで!」栄養士からのお願い そのワケとは?
・「ゆで卵は水からゆでる?お湯からゆでる?」栄養士が正しいゆで卵の作り方を徹底解説!
・「卵の白い塊は食べていいの?」 意外な正体を栄養士が徹底解説!
などたくさん為になる情報を解説しているのでぜひご覧くださいね!
【もっと学びたい人へ】
そのほか栄養士食堂では、
・「牛乳パックのくぼみ」←「何の為にあるの?」栄養士が詳しく解説
・「パスタの袋を写真のように開けないで!」栄養士が『パスタの正しい保存方法』を解説
・味噌の白い紙は開封後「捨てる」or「捨てない」?栄養士が詳しく解説
なども詳しく紹介していますのでぜひご覧くださいね。