小麦に負けないおいしさ!オイル・サイリウムハスク不使用の米粉ベーグル 日本人の身体に優しい腸活パン
こんにちは、保健師・ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。
わたしは以前より油脂・サイリウムハスクを使用しない米粉パンの研究をしてきました。
最近、こんにゃく粉(こんにゃくマンナン)を使用することで、サイリウムハスクを使用しなくても小麦パンに負けない美味しいパンができるようになりました。
「基本の米粉のパン」の作り方はこちらです。
オイル・サイリウムなし 身体に優しい米粉パン 小麦パンみたいと家族も絶賛
今回ベーグルも1時間程度で、ふわふわもちもち、まるで小麦パンのように作ることができるようになりましたのでご紹介させていただきます。
こんにゃく粉とはどんな粉?
こんにゃく粉はこんにゃく芋を水洗い、スライス、乾燥させ、それを細かくして作っています。なんと古くは江戸時代からこんゃく粉の製粉は始まっており、現代のこんにゃくの大半はこんにゃく粉から作られています。そのこんにゃく粉をさらに精製することで、農薬や灰汁、ヒ素、こんにゃく臭などの不純物を取り除いたものが「こんにゃくマンナン」です。こんにゃく臭や、じゃりっとした食感がなく、安全で質の高いパンを作ることができます。こんにゃく粉は古くから日本人の食卓に上ってきたこんにゃくの原料ですので、わたしは安心して使える食材と思っています。
【油脂・サイリウム不使用の米粉ベーグル】
3個分
(1個分 豆乳使用231kcal水使用217kcal)
湯種
・片栗粉 10g
・水 60ml
材料1
・米粉(ミズホチカラパン用)160gの1/2量
・ドライイースト 3g
・砂糖 12g
・豆乳(35度にあたためた)95ml (豆乳の代わりに水で作る場合は85ml程度)
材料2
・人肌程度に冷めた湯種
材料3
・米粉の残り
・こんにゃく粉(清水化学株式会社のこんにゃくマンナン)2.5gから3g弱 (小匙すりきり1杯程度)
・塩 2g
【下準備 】
・湯種を作る、フッ素樹脂加工の鍋に湯種の材料を入れて、耐熱ゴムベラで混ぜながら加熱する。均一にとろみが付いたらバットなどに出し冷ましておく。
・茹でるお湯を準備しておく。大きめの鍋かフライパンに1ℓの水とはちみつ大匙1を入れておく。
【作り方】
1.材料1をボウルに入れて30秒程度混ぜ、乾燥予防し室温で3分程度おく。
2. 材料2を加え混ぜる。
3. 材料3の米粉の残り・こんにゃく粉・塩をよく混ぜたものを加え混ぜ、手を止めずに混ぜる。まとまったら1分ほどおく。
4. 台の上に出し固さを必要時調整する。手につくがこねられる固さがちょうどいい。必要時調整する。なめらかになるまで2~3分ほど手でこねる。
5. 3個に分けて丸め、乾いた手で転がし18cmの棒状に伸ばす。片方の端をつぶして広げ、反対の端を包み込むようにして手を結ばせ、ドーナツ型にする。一つずつクッキングシートの上に並べ、水でぬらした指先で、パンの表面をつるつるにする。35度で10~20分程度、1.1倍に膨らみパンの表面に小さい穴が2個程度あくまで発酵させる。茹でるお湯を沸騰させておく。オーブンの予熱を上げる220度程度。
6.ベーグルが発酵したら、鍋の火を止め、一つずつ、火傷しないように注意しながらお湯に入れる15~20秒経ったら裏返す。再度15~20秒ゆでる。
7. 湯から引き揚げクッキングシートの上に置く。予熱の上がった220度のオーブンで14分程度焼く。
8. 焼きあがったらまだ熱いうちにラップに包むかポリ袋に入れる。
生地の固さ、成形、茹で方のポイントなどはこちらをご覧ください。
【ポイント】
①片栗粉の湯種はフッ素樹脂加工の鍋かフライパンを使用し、耐熱のゴムベラで混ぜながら加熱してください。
②パン生地の固さは豆乳の種類やこんにゃく粉の測り方で変わります。必要時豆乳や米粉で調整してください。
③米粉はミズホチカラパン用をこんにゃく粉は清水化学株式会社こんにゃくマンナンを使用してください。どちらもインターネットで購入できます。
【保存】
焼きたてから少し冷めた頃が一番美味しいです。 冷めて硬くなったパンはレンジで温め直すと美味しく戻ります。 冷凍保存で2週間 冷蔵庫は2日程
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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