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直火で過料が発生 どこでも直火キャンプ時代からルールを守って直火キャンプ時代へ

モロケン/MorokenGo旅とキャンプのYouTuber

「直火」とは、焚き火台を使用せず、地面の上で直接、焚き火をおこなうスタイルを指したものです。

直火が当たり前であった時代を過ごしたキャンパーや、直火禁止のキャンプ場しか利用したことがないキャンパーなど、直火に対する経験はキャンパーの中でも様々ではないでしょうか。

現在は環境や景観の影響、延焼のリスク回避のため、直火禁止のキャンプ場も多く存在しています。

直火が禁止されている場所では直火を控えるという事は、キャンパー間でも周知の事実であるといえるでしょう

しかし、実際に直火禁止のルールを破るとどうなるのか皆さんはご存知でしょうか?

「直火禁止」ルールの拘束力

直火で過料が発生

中国新聞は、広島市中区の本川河川敷の直火跡が市公園条例に反する行為であると報じています。

中国新聞より 閲覧日2021/6/6
中国新聞より 閲覧日2021/6/6

市公園条例は公園を損傷する行為を禁じており、違反した場合は5万円以下の過料を科すとしている。市は、じか火について「損傷行為に当たる」と指摘。中央公園では看板で、じか火の禁止や、残った炭を含む全てのごみの持ち帰りを呼び掛けている。

中国新聞『広島市中区の本川河川敷に「じか火」跡 2カ所発見、芝生「損傷」は市条例違反』

利用する場所にもよりますが、広島市中区の本川河川敷の様に、市公園条例で禁止されている行為に直火が該当する場合があります。

直火が出来る場所と出来ない場所を確認する

過去に直火というキャンプスタイルが広く許容されていた事実があったとしても、場所によっては厳しく禁止されているのが現在の焚き火事情と言えるでしょう。

また利用者が増加した事で、マナーや安全面で問題が発生したことを理由に直火が禁止されたキャンプ場も存在しています。

キャンプ場を利用している側であるキャンパーは、直火が禁止であればそのルールを守る必要性があります。

しかし、それらが直火を一様に否定する根拠にはなりません。

実際、直火禁止ではなく、直火推奨のキャンプ場も数多く存在しています。直火という行為が問題となっているのではなく、禁止されている場所でおこなわれる直火が問題となっているのです。

PIXABAYより
PIXABAYより

重要なのは、直火禁止の場所では直火を控えることであり、許可されているのであれば直火は問題ないということです。

直火を禁止するのも、許可するのも、それぞれの土地管理者の考え方によるものであり、どちらの考え方も尊重すべき事柄です。

利用者側であるキャンパーも、直火禁止のルールを設けざるを得なかった背景を理解し、直火禁止というルールを批判すべきではありません。

アウトドアやキャンプを楽しむ為には、利用する場所のルールを確認し遵守することは必要不可欠な要素であるといえるでしょう。

直火以外にも、キャンプ場の利用に際し、ルールを定めているキャンプ場も存在します。

みなさんも今一度、利用するキャンプ場のルールを確認してみてはいかがでしょうか?

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旅とキャンプのYouTuber

唯一無二の映えるキャンプ動画を配信しています。元福岡県警察官で現在はYouTuber。九州でSNSのサポートをする会社ミセカタのスタッフ。SNS上の見せ方や見え方を考えている人です。本名:諸藤健太郎。

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