コンビニのコーヒー容器がキャンプやバーベキュー後に大活躍?それ最後まで捨てないで!
焚き火やバーベキューの後、薪や炭の灰や燃えカスを持ち帰る際、皆さんはどの様に持ち帰っていますか?
ゴミと一緒に持ち帰る場合は、ゴミ袋の中に灰も入れて持ち帰る方も多いのではないのでしょうか?
しかし、ゴミ袋は何かのはずみに穴が開いてしまうことも多いですよね。
特にレジ袋をゴミ袋の代わりに代用すると、分厚いゴミ袋と比べ強度の心配があります。
袋の底に溜まった灰や燃えカス、他のゴミに残っていた水分と混ざってドロドロになった灰を見ていると、帰宅中の車の中でゴミ袋が破れてしまった時の大惨事の様子が頭を過ぎるキャンパーも多いのではないのでしょうか。
そんな持ち運び辛い薪や炭の灰や燃えカスですが、なんと・・・
コンビニのコーヒー容器に、焚き火やバーベキューの後の、薪や炭の灰や燃えカスを入れると持ち帰りがとても楽になります!
この様に、コンビニのコーヒー容器に入れることで、溢れやすい灰や燃えカスも容器の中である程度密閉できます。
※本来のコンビニのコーヒー容器の用途とは異なります。条件によっては容器の中身が溢れる場合もあります。
実際に、傾けたり逆さまにしてみましたが、中身が溢れることはありませんでした。
コーヒー容器に灰や燃えカスを入れる時の注意点
次に、焚き火やバーベキューの後、コンビニのコーヒー容器に入れて薪や炭の灰や燃えカスを持ち帰る際の流れや注意点について紹介します。
①薪や炭の灰や燃えカスは完全に冷やす
ゴミ袋に入れて持ち帰る場合もそうですが、薪や炭の灰や燃えカスは完全に鎮火させ、冷やしてから持ち帰りましょう。
一見火が消えていても、高温であったり、内部の燃焼が続いている場合があるため、薪や炭の灰や燃えカスを持ち帰る場合は注意が必要です。
しかしデイキャンプ(日帰りキャンプ)やバーベキューでは、完全鎮火を確認し冷やしていると撤収に時間が掛かってしまいます。
そんな時は、水を入れた金属製の容器に薪や炭の灰や燃えカスを投入します。
薪や炭の灰や燃えカスの状態次第では、高温の蒸気が発生したり、溜めた水が跳ねてしまうことが考えられます。
少し時間を置いたり、一度に入れるのではなく少しずつ投入するなど、工夫すると安心です。
完全に水没させ、灰や燃えカスをしっかり冷やすことが重要です。
目安は、手で触って暖かさがなくなる程度です。
焚き火台などに直接水を掛けてしまうと、地面を汚したり、高温になった金属が歪んでしまう原因になるので注意しましょう。
②完全鎮火し冷えた薪や炭の灰や燃えカスを容器に移す
灰や燃えカスの量にもよりますが、ソロキャンプ用の小さい焚火台ならSサイズ、それ以上ならMサイズやLサイズの容器を使用すると良いでしょう。
上の画像(ピコグリル使用)の灰や燃えカスの量では、Lサイズのコンビニのコーヒー容器が適当でした。
持ち帰り後灰や燃えカスの処分は各自治体に従って処分しましょう。
また、コンビニのコーヒー容器はプラ製なので、分別する必要がある自治体もあるので、しっかり確認しましょう!
ゴミ袋に直接入れる前に、コンビニのコーヒー容器である程度密封してしまえば、持ち帰りも安心ですね。
キャンプやバーベキューの前にコンビニに寄って、コーヒーを購入した際は最後まで容器を活用してみてはいかがでしょうか?