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【鳥取/境港】目玉がギロリ!食べにくい…。見るからに怪しいマカロンに手を出してしまった

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は鳥取県境港市から”少し怪しいグルメ”を紹介しましょう。境港と言えば、漫画家・水木しげる氏が育った町、そして妖怪の世界観をテーマとした観光名所となっている。

水木しげるロードを歩きながら「何か面白いモノは…」なんて思っていたら、さすがは境港!期待を裏切らないスイーツが見つかった。

目玉おやじが…あちこちに!

境港は「一体どうかしてるぜ!この町は…」と言いたくなるほど妖怪だらけ。例えば、”水木しげるロード”には178体のブロンズ像が並び、その周辺の店では妖怪グッズや土産物が並んでいる。

ここでは様々な妖怪が見つかるが、一番人気は「目玉おやじ」だとか。このシンプルさが良いのか、人気は圧倒的だという。

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もはや説明するまでもないと思うが…

「目玉おやじ」とは、水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公である鬼太郎の父親のこと。もともと目玉おやじはミイラ男のような風貌で身籠った妻とひっそり暮らしていたが、妻ともども病死してしまう。

一人残された赤ん坊の鬼太郎を案じて、自らの遺体の左の眼球に魂を宿らせて生き返った。つまり「目玉おやじ」は片方の目(左の眼球)に小さな身体と手足を生やした妖怪なのである。

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そう、この界隈は「目玉だらけ」である。

改めて言うが「目玉おやじ」は両目ではない。片目だ。

しかし、ん?これは…

ドリンクやデザートに両目が付いてる!これも妖怪…だよね?なんだか気になって仕方がない。

お店の方に聞いてみた!

すると「目玉おやじ」とは全く無関係とハッキリ。そして「この通りを歩く人は妖怪に因んだものを楽しみにしているので遊び心で目玉を付けてみた」というのだ。いやいや面白い。

この店は「さつまいも専門店 黄金カフェ」という。鳥取県産のさつまいもを使用した”スイーツ”が数多く並ぶさつまいも専門店である。

ドリンクにするか?アイスにするか?少し迷ったが…

見るからに怪しいマカロンを注文してみた。

これがすごいインパクト。両目でジィーっと見つめられている。

かなり食べにくい。

ちなみに、このリアルな目玉はゼリーである。

マカロンは濃厚なモンブランのクリーム、そして目玉のゼリー。食べてみるととっても甘い。モンブランだから甘いのは当然だが…。

しかし「上手に出来ている」と感じたのは目玉のゼリーが甘さ控えめで、若干だが酸味がある。絶妙なバランスを持って作られているのだ。そして「さつまいもチップス」のパリッとした食感もまたGoodだ。

甘いモノ好きにはたまらないだろう。

「水木しげるロード」で目玉と言えば、”目玉おやじ”が頭に浮かんでしまうが、そうとも限らない変化球が逆に面白い。

一生懸命に創意工夫して観光客を喜ばせてくれる。やっぱり境港は楽しいぞ♪

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さつまいも専門店 黄金カフェ
住所:鳥取県境港市松ヶ枝町48
電話番号:0859-57-9457
営業時間:10:00-17:00
定休日:木曜日
公式instagram(外部リンク)
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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