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【鳥取/境港】わっ!「目玉おやじ」がスイカになっている!?買って帰りたいパッケージの可愛い旅行土産

旅人間はらぺこライター

はらぺこライターの旅人間です。今回は鳥取県境港市で売られている”お饅頭”について。境港と言えば妖怪の世界観をテーマとした観光名所として知られ「水木しげるロード」周辺には妖怪を模した土産が色々と見つかる。

そんな中で思わず二度見したお菓子がある。それがスイカ味の饅頭だ。

本舗 目玉おやじまんじゅう

JR境港駅から「水木しげる記念館」までの約800m続く道には妖怪のブロンズ像が多数並び”水木しげるロード”と呼ばれている。どの店に入っても楽しくココは何時間あっても足りやしない。

通りを歩いていると”お辞儀をするカラクリ目玉おやじ”の姿が…!

この店は「本舗 目玉おやじまんじゅう」という目玉おやじの饅頭専門店だ。

「目玉おやじ」は水木しげるの代表作である『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する人気の妖怪キャラクターのこと。親を亡くし生まれ出た鬼太郎を想う親心から目玉の姿で生き返ったとされる。

つまり、親が子を想う象徴的な存在で、愛情溢れる妖怪なのだ。

さて、この「目玉おやじまんじゅう」は、梨、柿、スイカ、ブルーベリーといった地元の特産品を使った鳥取フルーツの饅頭となっている。

生地には鳥取県産の地鶏が産んだ「鳥取地鶏さくらたまご」を使用し、無添加で防腐剤を使っていないとのこと。

それにしても…スイカの饅頭は珍しい。

「本当に美味しいの?」なんて思いながら正面を見ると、目の前に個性的なパッケージが並んでいた。目玉おやじの目の部分が果物になっているではないか。

ちなみに、このパッケージもミラノで経験を積んだ鳥取県出身のデザイナーさんが制作したものだそう。

饅頭もパッケージのデザインも鳥取づくし!と言うワケである。

それにしてもユニーク。特に、このスイカ…。

こしあんの「目玉おやじ」のパッケージも可愛らしいが、個性的な路線で行くとフルーツバージョンの方が気にかかる。

よし!お土産はココで買って帰ろう。

お店の方にお話を聞くと一番人気は「梨あん」だとか。地元の特産品である鳥取県産の20世紀梨の果肉と果汁を練り込んでいるそうだ。

しかし、私の心の中はスイカ(西瓜あん)に奪われていた。「どんな味なんだ?」という好奇心もあるが、それ以上にお土産を渡した時に「ナニコレ?」って顔をされるのが何より楽しい。

できるだけ定番品よりヘンテコなものを…。その考え方でいくとピッタリだ。それに鳥取県の「大栄スイカ」といえば超有名である。

ちなみに、中身をあけてみると…

饅頭は4タイプの8個入り。見た目も可愛らしい。

生地は柔らかく、食感はしっとり。餡の量や甘さ加減は丁度良く食べやすい。見た目も可愛く、やはりお土産として最適だった。

気になるスイカ味に関しては、正直に良く分からない。スイカの味と言われたら「そんな気もする」といった印象だ。

これは私見ですが、リアルな味に近づけることが必ずしも正解とは思っていない。だって、スイカですよ!「そんな気もする」で十分かと。

考え方は人それぞれと思うけど、私は旅行の土産物はワクワク感とドキドキ感を重視している。そして味が美味しければ言う事は何もない。

スイカの顔した目玉おやじのパッケージを手渡した時、「ほらっ!」という瞬間、「えぇー」って言われる瞬間、それが楽しい。このような旅行土産は楽しさが2倍になる気がする。

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本舗 目玉おやじまんじゅう
住所:鳥取県境港市松ケ枝町62
電話番号:0859-42-4336
定休日:9:00~18:00
営業時間:火曜
公式ホームページ(外部リンク)
地図(外部リンク)

はらぺこライター

旅行好きのライター。各地に伝わる伝説や民話、古くから地元で大切にされているモノを親しみやすく紹介したい|地元で人気の食堂やレトロな喫茶店巡り|”思わずクスッと笑ってしまうような”珍スポット探し|目標は個性的でヘンテコな旅本の出版|フォローして頂けたら嬉しいです。

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