左京区の蹴上にある『蹴上浄水場』。

『蹴上浄水場』は、日本最初の急速ろ過式浄水場として明治45年(1912年)4月から給水を開始しました。

毎年、ツツジが美しく咲く名所です。

私も幼い頃から、まだ地上で京阪電車京津線が走っていた頃、この時期になると電車から見れる躑躅の美しさにいつも嬉しく思ってました。

『蹴上浄水場』のむかえ側にある蹴上のインクラインは桜の名所。

また、「天の岩戸」がある開運厄除けの神『日向大神宮』もあります。

5世紀末、第23代顕宗天皇の時代に、筑紫の日向の高千穂の峰の神蹟を移したのが起こりと伝わる大神宮です。

2024年４月２９日まで『蹴上浄水場』では、約4,600本のつつじの花を一般公開します。

ツツジのトンネルなどもあります。

ツツジのトンネルの近くには与謝野晶子の歌碑も！

「御目ざめの鐘は知恩院聖護院 いでて見たまへ紫の水」

白やピンクなど色とりどりのツツジは、斜面の崩落を防ぐために植えられたもの。5年前までは、毎年、訪れた人の目を楽しませていました。

５年ぶりの今年はトンネルねところがとても綺麗でしたよ！

コロナ禍や市の財政難などから2020年以降は中止となっていましたが、今年は開催が決定！

私も、いつも帰り道に横目で【蹴上浄水場】のツツジのつぼみの開き具合をここ毎日、楽しみにしていました。

『蹴上浄水場』では、各種ツアーやも催しが行われています。

『蹴上浄水場』は京都市水道局が所管しており、水源は琵琶湖疏水になります。

私たちも学生時代に社会見学で勉強させてもらったことを覚えています。

入場料は無料、施設見学ツアーなどもありますので、ぜひ、この機会に圧巻のツツジを楽しんでみてください♪