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【京都】山科 開運厄除けの神『天の岩戸』日向大神宮

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

開運、厄除、縁結びの神として知られる神社。5世紀末、第23代顕宗天皇の時代に、筑紫の日向の高千穂の峰の神蹟を移したのが起こりと伝わる。その後、天智天皇が神田を寄進し、神域の山を日御山(ひのみやま)と名付けた。応仁の乱(1467〜77)で焼失したが、篤志家が社殿を造営し、更に慶長19年(1614)の再建には徳川家康により失った社領も戻された。人が一人通り抜けられるぐらいの穴を持つ岩「天の岩戸」も有名。その角にある戸穏神社に参拝して、天の岩戸を通り抜けると、罪や穢れが清められるといわれている。

「日向大神宮」には、毎年、家族そろってお初詣に行かせてもらっています。

今年も、無事にみんなで伺ってお参りできました♪

日向大神宮には八百万の神様がいらっしゃいます。まずは猿田彦神社と外宮にお参りします。

猿田彦さまは、道開きの神様ですね。気持ちを込めてお参りします。天狗さまの祖とも言われる神様でもありますね。

天照大御神がおられる内宮には多くの神様がいらっしゃいました。

その前には恵比寿様とアメノウズメ様がいらっしゃいました。踊ることによって「天の岩戸」を開くきっかけを作ったアメノウズメのミコト。

日本最古の踊り子であるアメノウズメは歌舞の始祖神とされ、多くの神社で祀られています。 それに加え天岩戸の神隠れの際に神々を笑わせたことから、芸人やコメディアン、俳優の祖でもあるとされ、広く「芸能の神様」と言われるようになりました。 また、「福の神」や「お多福」、「おかめ」等と称されることもあります。

『影向岩』でお清めしてから『天の岩戸』へと向かいます。

『天照大神』が実際にこちらに隠れたかは定かではないですが、中を潜ることで厄払いができます。

入り口付近では、季節外れのツツジが咲いていました♪

出口を出ると、大文字山や南禅寺に通じる山道に出ます。

日向大神宮はすでに、日ノ岡九条山の山の高台にあります。ここを超えると、蹴上に通じます。

まだまだ神様が続きます。学問の神様、縁結びの神様、商売の神様などなど…また、裏山を登れば、伊勢神宮とのレイラインであるパワースポットに通じます。

南座で公演を行う前に、有名な歌舞伎俳優らもわざわざお参りに来るという『日向大神宮』は知る人ぞ知る強烈なパワーを秘めたスポットです。家族で今年も無事、ご挨拶できました、ありがとうございます♪

過去記事を良かったらご参照ください→ https://tabicoffret.com/article/77815/index.html

〒607-8491 京都市山科区日ノ岡一切経谷町29

地下鉄東西線 蹴上(けあげ)駅下車 (1番出口) 徒歩15分

境内拝観自由(社務所受付は午前10時より午後3 時まで)・駐車場有

電話 075-761-6639

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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