日本一予約の取れないラーメン屋が監修した鍋スープを買って食べてみた
ご麺ください!おうち/お取り寄せラーメン愛好家のにゃいパパです。
冬が間近に迫ってきているこの季節。スーパー等では様々な鍋つゆ商品がせめぎ合うように並びだし、いよいよ鍋が恋しくなってくる頃合いです。そんな中、おうちラーメン愛好家にとって見逃せないのは有名なラーメン店が監修し、その味を再現した鍋スープの存在。ということで、今回は『ダイショー』から発売されている「らぁ麺飯田商店 鶏だし醤油味」を食べてみたのでご紹介します。
■商品紹介
『ダイショー』の「名店監修鍋スープ」シリーズは、ラーメンの名店が監修担当として共同開発された鍋用のストレートスープ商品で、本品以外にも『天下一品』『すみれ』『一風堂』『麺屋武蔵』と全国的にも有名なお店が監修した商品がラインナップされています。
本品は、日本一と評判かつ日本一予約の取れないラーメン屋として名高い『らぁ麺 飯田商店』が監修を担当し、看板メニューのひとつ「しょうゆらぁ麺」を再現した商品とのこと。2024年8月にラインナップに加わりました。これまで同店のお取り寄せラーメンを食べてきたこともあり、再現度の観点でも感想をまとめてみたいと思います。
原材料等はこちら。
■開封・調理
まずは準備する具材等を確認していきましょう。
材料の例は、鶏モモ肉、豚しゃぶしゃぶ用薄切り肉、長ネギ、白菜、えのきだけ。本品1袋で3~4人前。具材は記載どおりのものを揃えます。
〆はもちろんラーメンがオススメとのことで、今回は『東洋水産』から販売されている同じ『飯田商店』監修の中華麺をチョイス。
作り方に従い、開封前にしっかりと振ったつゆを鍋に入れて火にかけ、沸騰したら具材を順番に入れていきます。鍋に入れた直後のスープをダイレクトに香りだけかいでみると、まさにお店のラーメンらしい鶏油・鶏出汁・醤油の芳醇な香りがしてきて、期待が高まる再現度合い。
こちらが完成品。美味しそうな香りが湯気と共に立ってきます。調理前に比べるとスープの香りが少し弱くなっている印象はありますが、味のほうはどうなんだいってことで…いざ、実食。
■実食
スープ【あっさり☆★☆☆☆こってり】
鍋スープとしてはシンプルに美味い。再現度としては具材を煮込む影響で薄め。
具材は正確に分量を測って準備したので調理ミスはないはずですが、特に白菜の水分や甘味が強く影響して鶏の風味や旨味、醤油のキレがお店のラーメンと比べてどうしても薄く感じてしまう印象。とはいえ、同シリーズも含めてこの手の鍋スープは同じ傾向があり、煮込む具材がしょっぱくなると鍋としては本末転倒なので、このバランスが正解だと思われます。
具材を食べてみると、ほっこり感もある良い塩梅でスープの旨味が染みこんでいます。日頃から鍋用スープを利用している身としては、フラットに鶏醤油系の鍋スープとしてクオリティは高いと思います。
補足:あくまでも予想ですが、パッケージ裏面に「しゃぶしゃぶにしても!」と書かれていて、しゃぶしゃぶスタイルのほうが薄くならずお店らしさをキープした味わいを楽しめるのかもしれません。
〆の麺
お待ちかね。ゆでた麺にスープをかけていただきます。
醤油のキレは立っている、鍋の〆に期待するほっこり醤油ラーメン。
スープには白菜の甘味が濃厚に出ているので、誤解を恐れず例えるなら『飯田商店』のスープベースに、白菜をたっぷり使う某人気ラーメン店のような雰囲気が加わったような味わい。そして麺はかなり好印象。同店らしさを感じるしなやかで滑らかな口当たりで、食感もよく美味しくいただけました。麺はできる限り今回ご紹介した商品を使うことをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
その味わいは、調理前のスープは『飯田商店』の特徴である極めて芳醇な鶏油・鶏出汁・醤油の香りが見事に再現されているものの、具材を入れると主に白菜の影響で香りや味わいが変化する仕上がり。再現度としては賛否両論ありそうだが、鍋スープとしては高クオリティだと思える一杯でした。
それでは、ごち麺でした!
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