レゴランド・ジャパンの映えるフォトスポットであなたも巨人に! 春の新企画が楽しすぎる
開園6周年のレゴランド。春イベントは世界初の試みがいっぱい!
2023年4月に開園6周年を迎える名古屋のレゴランド・ジャパン・リゾート(以下、レゴランド)。これまでも施設やアクティビティの拡充など、様々な魅力アップに取り組み、当サイトでもくり返し紹介してきました。
これまでの企画の中でも、今年の春イベント「スプリング・ブリック・パーティ」はとりわけ意欲的。世界で初めてのアクティビティなど、“こんなことできたら”というファンの思いを実現させた企画が目白押しなのです。
レゴの世界に入って巨人、怪獣になり切る!
「ビッグマンおもしろフォトスポット」はそんな春イベントを象徴するアクティビティ。全国の観光地を約1000万個のレゴ ブロックを使って再現した「ミニランド」の中に入って写真を撮ることができるのです。
「世界中のレゴランドの中でも初めての試みです!」というのは広報の山本芳美さん。「ミニチュアの世界の中に入れるのはメンテナンスを担うスタッフのみ。入ってもいい、という発想が私たちの中にもなかったんです」といいます。
お客さんが入ると建物などが壊されてしまう恐れがあるから?…と思いきや、決してそうではないとのこと。「万が一お客様がバランスを崩してレゴ ブロックにぶつかると怪我をする危険がある。レゴ ブロックは壊れても直せばいいですが、お客様がお怪我をされてはせっかくの楽しい一日が台無しになってしまいますから」と山本さん。
一方で「ミニランドの中に入ってみたい!」「もっと近くで見てみたい!!」という思いは訪れた人なら誰もが抱く発想です。そんな来場者の夢を実現させるという思いから企画がスタート。ミニランダー(ミニランドの住人)を移動させるなどして通路を確保し、的確に誘導すれば安全は確保できる、と考えて撮影スポットの選定や動線づくりを進め、4か所のフォトスポットを設けることが実現しました。
「年パスで何度も来ています。すぐ近くで見ると思っていた以上に大きくて迫力がありました!」とは岐阜からやって来ていた2組の母子グループ。
「初めて来た時に一番気に入ったのがミニランド。息子たちはずーっと見ていました。今日は中に入れたのですごくうれしいです」と奈良からの男の子2人連れのご家族。
ミニランドはおよそ1/20スケールが基本。ということはその中に入っていくと20倍に巨大化するということ。平均身長120cmの7歳児なら24mの巨人、怪獣に変身できるのです。
「引きのアングルでできるだけ建物などを入れると、視覚の違和感を楽しめる写真が撮れます。怪獣が町をふみつぶすようなポーズを取るのも楽しい。お客様優先で、私たちもまだあまり中に入っていないので、いろんな方がSNSに上げている写真を見て楽しんでいるところです」と山本さん。まだ新しい催しなので、より面白い撮影法を発明すると、おもしろフォトスポットマスターになれるかもしれません。
大きくなったら今度は小さく! 視覚がバグる「ビッグランド」
巨人になったら次は比率が真逆になる世界へ! 「ビッグランド」はジャンボサイズのレゴ ブロックやミニ(ビッグ?)フィギュアなど、すべてが大きい不思議な空間。通常は手のひらに乗るレゴ ブロックが自動車ほど…何と125倍の大きさに! ミニフィギュアも小学生くらいの背丈にサイズアップしていて、背比べも楽しそうです。
体験型アクティビティも多彩
ビッグランドの目玉のひとつが「巨大レゴ シティボックス」の「限界突破チャレンジ」。レゴ ブロックを組み立てたり積み上げたりする4種類の体験メニューがあり、それぞれ居合わせた他の子どもたちと協力し合ったり時間を競い合ったりして、一緒に遊ぶことができるのです。
この他、オフロード仕様のサーキットでレースに挑戦する「ビルド&レース」、ビッグランド内に3ケ所設置されて合わせて130万個のレゴ ブロックで自由に遊べるレゴ ブロックプールなど、レゴの世界にどっぷりハマれるアクティビティやスポットが大充実しています。
レゴランド・ジャパンは、2~12才がメインターゲットと標ぼうしていることからも、この世代の子どもがいるファミリーのリピーターが多いのが特徴です(筆者も子どもが対象年齢の時は年パスを購入していました)。今回の春イベントは、こうした利用動向にぴったりマッチしたもの。初めての人が楽しめることはもちろんですが、リピーターほどお気に入りのスポットの新たな魅力を体験できるのではないでしょうか。
子どもはお気に入りのモノは何度でもくり返し楽しんでくれ、くり返すほど夢中になってくれるもの。レゴランドビギナーはもちろん、体験者も是非足を運んで、レゴの世界によりディープに入り込んでみてください。
(写真撮影/すべて筆者)
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