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ダイエット中も安心!油不使用なのにふっくら美味しい「だし巻き卵」きれいに巻けるレシピとテクニック

保健師ノンオイル料理研究家茨木くみ子ノンオイル健康料理研究家(保健師)

こんにちは、保健師・ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。
今日は、ダイエット中でも安心していただける、油なしで作る「だし巻き卵」をご紹介します。油なしで上手に卵料理を焼くポイントは3点。一つずつご紹介させていただきます。

1、オイルなしでも上手に焼ける、フライパンを使用します。

わたしはフッ素樹脂加工製をお勧めしています。フッ素樹脂加工は空焚きが不安な方が多いと思います。卵を焼く時の予熱温度はフッ素樹脂にも優しい190度。190度を超えると卵が焦げて美味しくできません。フッ素樹脂加工のフライパンの安全な使い方と予熱と空焚きの違いなどはこちらをご覧ください。→(フッ素樹脂加工フライパンについては過去の記事でご説明しています。)

2. 油なしでも崩れにくいレシピを使います。

だし巻き卵はだし汁と卵の割合が重要です。
だし汁が多いほうがジューシーな仕上がりですが、油なしだと崩れやすく巻きにくいのも事実。今回ご紹介しますレシピは、私が長年焼き続けた、油なしでも崩れくくまとめやすい、でもふっくら焼きあがるレシピです。初心者の方にも扱いやすい配合です。

3. 卵焼きはテクニックを習得しましょう。

油を使用するしないの前に、「だし巻き卵」はテクニックが必要な料理です。弱火で長い時間をかけて焼くと固く締まった卵焼きになってしまいます。中火程度で一気に焼き上げるためにも、わたしは、調理を始める前に少し練習をしています。
フライパンを左手で握って持ち上げて卵を返す動作をします。このイメージトレーニングと予行練習をしてから焼くと、上手に焼けること間違いなしです。

フライパンに濡らした布巾をいれ、今でも焼く前に数回練習してから焼き始めています。
フライパンに濡らした布巾をいれ、今でも焼く前に数回練習してから焼き始めています。

【材料】

卵    3個
水    50ml(お吸い物程度)
白だし  小さじ1

【作り方】

1.卵は割り、菜ばしで泡立てないように溶きほぐす。水と白だしをくわえ混ぜて、お吸い物程度の塩分に整えておく。

2.フライパンは中火より弱い火で予熱する(30秒程度)。(温度設定できるガス台は190度がお勧め。)

水を垂らした時にすぐにジュワっといい、水滴が転がる。箸先に卵液をつけてフライパンにのせると「じゅっ」と鳴ってすぐ固まる。
水を垂らした時にすぐにジュワっといい、水滴が転がる。箸先に卵液をつけてフライパンにのせると「じゅっ」と鳴ってすぐ固まる。

3.卵汁の1/5をフライパンに注ぎ入れ、半熟まで火を通し、両側と奥を水で濡らしたフライ返しで剥がしたあと、フライ返しで手前に返しながら巻く。焼けた卵をフライパンの奥に移動する。

4.空いた部分に卵液を同量注ぎ入れ、焼けた卵を持ち上げ、卵液を通し、半熟まで焼く。両側面と奥を水で濡らしたフライ返しで剥がし、向こうから手前に巻く。

フライパンは五徳に置いたままにせず、持ち上げカーブさせて巻くと巻きやすい。
フライパンは五徳に置いたままにせず、持ち上げカーブさせて巻くと巻きやすい。

5.これを繰り返す。崩れた時は熱いうちに巻きすに包む。

最後までご覧いただきありがとうございます。
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茨木くみ子

【なぜノンオイルノンバターのレシピを作っているのか】
わたしは普段、ご飯を中心に低脂質なおかずを食べています。
この食事のおかげで、肥満が解消し、太らない体になることができました。
もともと日本人は低脂質な食事をしてきた民族です。 戦後、食の欧米化に伴って、油脂・タンパク質の多い食生活になり、生活習慣病が増えてきました。 どちらも少なすぎるのは、よくありませんが、現代はともすると摂りすぎてしまう飽食の時代です。「生活習慣病は脂質の過多の病気」といっても過言ではありません。 しかしバター・生クリームたっぷりの洋食・ケーキ・パンも、 油たっぷりの中華・イタリアンも、私たちにとってなくてはならないメニューです。 そこで見た目は洋食・中華・ケーキ・パンでも 体の中に入ったら、和食、和菓子、ご飯(米)のように代謝されるようレシピで工夫することを思いつきました。 糖尿病・高脂血症・腸の炎症性疾患・膵炎・胆石・肥満・また花粉症などのアレルギー疾患の方もこちらのレシピでしたら安心して召し上がっていただけると思います。

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ノンオイル健康料理研究家(保健師)

産業保健・特定保健指導・子育て相談などの相談業務を長くしてきました。また自身が過食症・摂食障害を克服し約-20kgのダイエットに成功その体験から日本人に合った健康な食生活は和食だったことを再確認。高脂質な洋食・中華・洋菓子・パンを日本人に合った低脂質な和食に近づけたレシピをご紹介しています。著書多数最新刊「ふとらないクリームのお菓子 」「ふとらない米粉のお菓子」【現在の活動】オンラインや自宅で料理教室にて健康情報や料理レシピを発信保健師業務は「うららか相談」にて個別相談を受けています。料理制作動画はYouTubeにてInstagramでは最新情報とライブをしています。

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