Yahoo!ニュース

「油なし!ふとらない麻婆豆腐」医食同源の中華で身体を温め、風邪予防しよう

保健師ノンオイル料理研究家茨木くみ子ノンオイル健康料理研究家(保健師)
麻婆豆腐は身体を温める食材がたっぷり入っています。

こんにちは、保健師・ノンオイル料理研究家の茨木くみ子です。
今日は身体を温め、免疫をアップさせ風邪予防効果の期待できるお料理をご紹介させていただきます。
と言いましても、この麻婆豆腐は年間通してよくよく作っている、我が家の定番メニューです。
家族みんな大好きで、材料も入手しやすく、経済的、そして簡単ですぐできるところがうれしいレシピです。

油たっぷりの中華料理も油なしで作ると大変ヘルシー


中華料理は油が多く、大変高脂質・カロリーですので、太りやすい料理です。
しかし「医食同源」の考え方もと、薬効のある香味野菜やスパイスなどを多く使用した健康に配慮されたお料理でもあります。
そこで油を減らして調理にすることで、日本人の身体にあった健康的なレシピにすることができます。

麻婆豆腐は和漢(日本の風土に対応した生薬)でもなじみのあるにんにく・生姜・ねぎ、そのほか豆板醤(赤唐辛子)を使用して作ります。
身体を温め、代謝アップ、疲労回復、風邪予防など、大寒の時期にお勧めのメニューです。

油なし!ふとらない麻婆豆腐
材料
絹豆腐 1丁(300g程度。充填豆腐は崩れやすいです。)
豚挽肉    150g 
長ネギ細目   1本 
にんにくとしょうが 各1片
豆板醤    小さじ1と1/2 
甜麺醤    大さじ1と1/2

合わせ調味料
 水     200cc 
 鶏ガラスープかオイスターソース  少々
 粉山椒   小さじ1/2
 酒     大さじ1 
 醤油    大さじ1と1/2

片栗粉と水  各大さじ1強

作り方

1.ネギはあら微塵に。にんにくとしょうがはみじん切りにする。
豆腐は水を切り2cm角程度に切っておく 。
水溶き片栗粉と合わせ調味料はそれぞれ別のボウル混ぜておく。

2.豚ひき肉は脂肪が多いものは一度茹でこぼす。
鍋に湯を沸かし分量外の塩少々を入れ、ひき肉も加えたら箸でばらばらにし、弱火で加熱する。熱くなりあくと脂が浮きあがったらざるで湯を切る。

脂肪とあくが抜けるとさらにヘルシーに
脂肪とあくが抜けるとさらにヘルシーに

3.別の鍋に湯を沸かし茹でて豆腐の水切りをする。分量外の塩を少々加え、湯を沸かし豆腐を静かに入れる。沸騰したら弱火で3~4分茹でる。そっとバットに水を切っておく。(茹でる代わりにレンジで水切りしても大丈夫です。)

豆腐は塩ゆですると余分な水分が抜け、ふるふる、ふるんとした食感に
豆腐は塩ゆですると余分な水分が抜け、ふるふる、ふるんとした食感に

4.フッ素樹脂加工のフライパンを弱火で温め、豚挽肉とにんにくしょうがを炒める。 いい香りがしてきたら豆板醤と甜面醤を加え弱火で炒める。

ノンオイル調理はオイルはひかず肉の脂肪で炒める
ノンオイル調理はオイルはひかず肉の脂肪で炒める

5.合わせ調味料を注ぎ入れ、豆腐をそっと加えて中火で2分程度煮込む。

6.ネギを加え、水溶き片栗粉を回し入れ沸騰させとろみをつける。好みで粉山椒をかけていただく。

【無断転載・コピーはおやめください。】

関連記事

〇ダイエット中でも食べてほしいご飯(米飯)の量 太る量と痩せる量の矛盾
〇20年作り続けている我が家の「揚げない天ぷら」カロリー気にせず食べられ、揚げ油不要で経済的 
〇バターオイルなしで簡単とろける美味しさ!ホワイトソースグラタン、身体に優しく経済的 米粉・豆乳もOK
〇ダイエットを繰り返しても痩せられなかった保健師がふとらない体になれた!その食べ方と献立とは

最後までお読みいただきありがとうございました。

料理制作動画はYouTubeにてInstagramではわたしの食べているご飯の紹介や最新情報・ライブをしています。

フォローいただけますと嬉しいです。

茨木くみ子

ノンオイル健康料理研究家(保健師)

産業保健・特定保健指導・子育て相談などの相談業務を長くしてきました。また自身が過食症・摂食障害を克服し約-20kgのダイエットに成功その体験から日本人に合った健康な食生活は和食だったことを再確認。高脂質な洋食・中華・洋菓子・パンを日本人に合った低脂質な和食に近づけたレシピをご紹介しています。著書多数最新刊「ふとらないクリームのお菓子 」「ふとらない米粉のお菓子」【現在の活動】オンラインや自宅で料理教室にて健康情報や料理レシピを発信保健師業務は「うららか相談」にて個別相談を受けています。料理制作動画はYouTubeにてInstagramでは最新情報とライブをしています。

保健師ノンオイル料理研究家茨木くみ子の最近の記事