久保建英に、何が起きているのか?
何かが、起きている。
リーガエスパニョーラ第37節、レアル・ソシエダは敵地ビジャマリンでベティスに勝利した。6位のポジションを確保して、来季のヨーロッパリーグ出場権獲得。だが、この試合、久保建英は出場しなかった。
思えば、今季、始まりは素晴らしいものだった。
開幕節のジローナ戦で早速ゴールをマークすると、リーガ第8節までに、久保は5得点を挙げた。ダビド・シルバが不在になったソシエダで、チームの中心になるのは彼だと多くの人が思ったはずだ。
しかしながら久保は“失速”した。リーガのラスト10試合で、スタメンフル出場を果たしたのは2試合のみ。最後に得点をマークしたのは、第25節のマジョルカ戦だ。
■ベッカーの台頭と戦術の変更
久保の失速の要因は、いくつかある。
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