バルサの「レヴァンドフスキ依存症」を検証。連携不足のウィングと修正されない問題。
バルセロナは、前進しているのかーー。それが、問題だ。
チャンピオンズリーグでは、早々にグループステージ敗退が決定した。リーガエスパニョーラでは、首位レアル・マドリーを追走して、勝ち点1差で2位に位置している。
■レヴァンドフスキ依存症
先のバレンシア戦では、アディショナルタイムにロベルト・レヴァンドフスキが決勝点をマークして、バルセロナが辛勝した。
レヴァンドフスキは今夏、移籍金4500万ユーロ(約63億円)でバイエルン・ミュンヘンからバルセロナに移籍した。ここまで、リーガ12試合で13得点を記録。圧倒的な決定力を見せ付けている。
一方で、バルセロナは攻撃面でレヴァンドフスキに依存している。チームの得点のうち、実に45%をレヴァンドフスキが記録しているのだ。
無論、リーガでレアル・マドリー戦を除いて無敗を維持しているのは喜ばしい。ただ、レヴァンドフスキに依存するチームスタイルには疑問を投げかけたくなるところだ。
■ウィングの役割
ここで考えるべきは、なぜバルセロナがレヴァンドフスキに依存する攻撃を仕掛けているか、である。
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