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【英会話】「cut the mustard」ってどんな意味?

番場直之英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「cut the mustard」の意味を例文を使いながらご説明します。そのまま訳すと、「マスタードを切る」となりますが、実際はどんな意味で使われるのでしょうか。それでは例文を見てみましょう。

例文1

A: Do you think Kevin can cut the mustard as a teacher?
B: I think so. He has a lot of experience and passion for teaching.

AさんがBさんに、「ケヴィンは教師として cut the mustard できると思う?」と聞きました。それに対してBさんは、「そう思うよ。彼は教えることに豊富な経験と情熱を持っているからね。」と答えました。「passion」は「情熱」という意味ですね。

それでは次に例文2を見てみましょう。

例文2

A: This cake is delicious. Did you make it yourself?
B: Yes, I did. I’m glad you like it. I wasn’t sure if it would cut the mustard.

AさんがBさんに、「このケーキおいしいね。自分で作ったの?」と聞きました。それに対してBさんは、「ええ、そうよ。気に入ってくれて嬉しいわ。cut the mustard できるかどうか自信がなかったの。」と答えました。

これらの会話から「cut the mustard」にはどんな意味があると考えられるでしょうか。

cut the mustard = be good enough, meet expectations

cut the mustard」は「be good enough, meet expectations(十分に良い、期待に応える)」という意味になります。表現の起源は定かではないですが、マスタードが切れれば、ナイフが十分な鋭さをもっていることから、「マスタードが切れる」=「十分に良い」となり、物事の品質や人の能力を評価するときにも使われるようになったという説があります。

例文1では、Aさんがケヴィンについて、「Do you think Kevin can cut the mustard as a teacher?(ケヴィンは教師として期待に応えることができると思う?)」と、Bさんに聞いていました。

例文2では、Aさんから自分の作ったケーキを褒められたBさんが、「I wasn’t sure if it would cut the mustard.(期待に応えられるかどうか自信がなかったの。)」と言っていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?物事の品質や人の能力を評価するときに、「cut the mustard」を使ってみてください!

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英会話フォービー代表/TOEIC満点講師

英会話フォービー代表。明治大学理工学部卒業。システムエンジニアを経て、外資系コンサルティング会社勤務。一橋大学大学院にてMBAを取得し起業。TOEICは1999年から毎年受験し、受験回数は100回超。初受験の500点台から990点(満点)までスコアを上げる。現在、大学、企業、英会話スクールにて幅広い層の学習者を指導。また、語学教材の執筆、英語学習者向けYouTubeチャンネル「ForBenglish」(登録者数13万人)の運営を行う。

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