【藤沢市】あれ?あんバターサンドじゃないぞ?濃厚なのに爽やかな、美味しい「新種」を発見
※2022年8月下旬、閉店しました※
2021年7月、湘南台駅から徒歩5分の場所にオープンした『Local Bread KANAGAWA(ローカルブレッドカナガワ)』(以下『Local Bread』)。
3店舗の老舗パン屋さん(高久製パン/平塚市、長後製パン/藤沢市、法塔ベーカリー/横須賀市)が合同で立ち上げた、これまでにない新しいスタイルのパン屋さんです。
3店舗合同で立ち上げたといっても、それぞれのお店の商品をそのまま販売しているわけではありません。
長後製パンの齋藤さんは「業務用パンの製造や焼き菓子製造、また催事運営など、それぞれの老舗パン屋が得意とする分野を事業に生かし、新しいカタチの経営に挑戦しています」と話します。ですのでお店で販売されているパンは『Local Bread』独自の商品。『Local Bread』のパン職人・宮口さんが、オリジナルのパンを考案し作っています。
そんなお店の商品棚には、定番から季節の素材を使ったものまで数多くのパンが並びます。
お昼過ぎに訪れたのですが、すでに品薄状態の商品も…。
今日は『Local Bread』で見つけた、おうちでまったり食べたいスウィートなパンをご紹介しますね。
まずは「小倉あんとクリームチーズサンド(200円)」。
ここ数年よく見かける「あんバターサンド」。それとは少し異なる『Local Bread』の「小倉あんとクリームチーズサンド」は、クリームチーズの塩気&酸味と小倉あんが混ざり合ったまろやかな甘みが特徴。
宮口さんにお話をうかがうと、スイートクリームチーズを使用し、濃厚でなめらかな口あたりに仕上げていると教えてくれました。確かにとても濃厚に感じますが、クリームチーズの酸味が効いており後味がスッキリしています。そのため、よくある“分厚いバター”が挟まれた「あんバターサンド」が苦手な方におすすめな商品とも言えそう。夏は冷やして食べたいひと品です。
続いて「りんごクランベリー(330円)」。小さな子どもも喜びそうな、自然の甘さが引き立つふかふかのパンです。
バターたっぷりのやわらかいパンに、ドライクランベリーとリンゴのチップが入った「りんごクランベリー」。想像以上にドライフルーツが入っており、嚙むたびに甘酸っぱさが広がります。
どのくらいドライフルーツが入っているのかというと…
ご覧の通り結構な量。これは嬉しいですよね。ついつい手が止まらなくなってしまう、おやつにもぴったりなパンです。
最後はデニッシュ。この日は、苺・洋梨・ブルーベリー・ラズベリー・クリームチーズなど、何種類も並んでいました。その中から選んだのは「洋梨のデニッシュ(250円)」。
サクサク食感の洋梨の下に、濃厚なカスタードクリームが隠れている「洋梨のデニッシュ」。丁寧に織り込まれた美しい生地の、芳醇なバターの香りもたまりません。
ちなみに、写真奥にチラリと写る「苺デニッシュ」ですが、なんとこの日で販売が終了してしまったとのこと。また来年のお楽しみです…。笑
どのパンも、自然な優しい甘さが魅力の『Local Bread』。良心的な価格設定なので、ファミリーで訪れたいパン屋さん。歩いてすぐのところには、湘南台公園もありますよ♪
基本情報
店名:Local Bread KANAGAWA
住所:藤沢市湘南台1-21-3
アクセス:湘南台駅より徒歩5分
電話:0466-90-5537
駐車場:有り
公式 Instagram(外部リンク)
※詳細は『Local Bread KANAGAWA』の公式サイトをご確認ください。
取材・撮影協力
Local Bread KANAGAWA 宮口 様
ロワール光月堂(長後製パン)齋藤 様
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