「ライオンズ中浦和フォレストフォート」に見る先進性と「壁面」のこだわり
大京がこの春から販売を開始する「ライオンズ中浦和フォレストフォート」は、注目すべき工夫をいくつも盛り込んだマンションだ。
近年、不動産会社各社はマンションに工夫を凝らしているのだが、不動産会社ごとに方向性というか、力の入れどころに違いがある。キッチンや洗面所と行った水まわりに特に力を入れるところ、セキュリティに注力するところ……いろいろなのだが、大京の場合、外壁や内装壁にこだわりを感じることが多い。
たとえば、下の写真は沖縄の「ライオンズ那覇三原マスターズゲート」のもの。琉球石灰岩を使用した外壁だ。
思い返せば、昭和時代、大京のライオンズマンションは、「タイル張りの外壁」で人気を高めた。当時は吹付けタイルの全盛期。吹付けタイルで個性を演出するため、秀和レジデンスのようにセメントモルタルで凹凸を付けた独特の仕上げを確立するところもあった。
その中、大京は赤いレンガ調のタイル張り外壁で差別化を図った。これが大いにウケて、「いつかはライオンズマンション」と憧れる人を生み出した。結果、29年連続マンション供給戸数日本一という大記録を樹立することになった。
現在、ライオンズマンションは毎年発売する戸数を絞っており、その分、つくりに手間をかけた物件が多い。なかでも、外壁と内装壁には、独自の工夫を盛り込むケースが目立つ。
「ライオンズ中浦和フォレストフォート」では、どんな「壁」が採用されるのか。写真とともに紹介したい。
個性が際立つ“異素材”の外壁
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