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JR北海道石勝線(南千歳ー新夕張)当初からの信号場へ行ってみた

宙船乗り物大好きライター・そらふね
駒里信号場のシェルターを線路沿いから

札幌や千歳など道央と帯広や釧路など道東を結ぶJR北海道の大動脈・石勝線。しかし人口が少ない地区を走る単線なので駅は少なく、列車交換を行うために信号場が多く設置されています。
今回はかつて駅→信号場の経過をたどった場所ではなく、開設当初からの石勝線(南千歳ー新夕張)の信号場を車で訪問してみました。石勝線の車窓を楽しむ時に役立てば幸いです。

かつて駅→信号場となった、東追分、十三里の両信号場については、

北海道廃駅跡を行く!石勝線(南千歳ー新得)

を、2024年3月に廃駅・信号場となったばかりの滝ノ上信号場については、

2024年3月廃止!JR北海道石勝線滝ノ上駅跡(夕張市)へ再訪問

2024年3月廃止の悲境駅!石勝線滝ノ上駅(北海道夕張市)

を参照願います。

1.駒里信号場(千歳市)

駒里信号場は1981年の石勝線開通と共に出来た信号場。周囲は牧場が広がっています。
駒里信号場には石勝線沿線にある大手レンタカー会社新千歳空港営業所から北海道道258号を東へ進む事を薦めます。

新千歳空港大手レンタカー会社から駒里信号場 (C)Google
新千歳空港大手レンタカー会社から駒里信号場 (C)Google

道道258号を走ると写真の交差点で右折。

北海道道258号からこの交差点を右折
北海道道258号からこの交差点を右折

右折して間もなく、石勝線のガードです。

石勝線のガードが現れると到着
石勝線のガードが現れると到着

石勝線のガードをくぐってすぐに左折。

石勝線のガードをくぐった南千歳側の景色
石勝線のガードをくぐった南千歳側の景色

すると石勝線の駅・信号場に多いシェルターが見えます。駒里信号場の南千歳側です。

駒里信号場はガード下の追分側
駒里信号場はガード下の追分側

線路沿いに舗装された1車線道路をゆっくり進みます。

南千歳側のシェルターそばを進みます
南千歳側のシェルターそばを進みます

すると信号場の機器室。

機器室が現れました
機器室が現れました

線路は築堤になっています。

線路は築堤になっています
線路は築堤になっています

機器室へ上がる道が見えてきますが、

機器室に上がる道が見えて来ます
機器室に上がる道が見えて来ます

機器室に上がる道にはロープがあり、一般人は立入不可。駒里信号場の景色を楽しむには列車が一番のようです。

線路や機器室へは一般人は立入禁止
線路や機器室へは一般人は立入禁止

追分方面シェルター方向に舗装道路が伸びていました。

機器室への分岐近くから追分方向のシェルターを見る
機器室への分岐近くから追分方向のシェルターを見る

なお道路南側は牧場の敷地なので絶対に入らないで下さい。
次の信号場へは線路沿の道が途中で途切れ、丘陵及び自衛隊の敷地をう回しなければ行けません。

2.西早来信号場(安平町)

西早来信号場も石勝線開通と共に出来た信号場です。駒里信号場より行きにくい場所なので注意してください。
西早来信号場へはまず室蘭本線・安平(あびら)駅へ行く事を薦めます。

安平駅と西早来信号場 (C)Google
安平駅と西早来信号場 (C)Google

安平駅は無人駅。

室蘭本線・安平駅からスタート
室蘭本線・安平駅からスタート

安平駅手前の道路を北に進み、突き当りを左折します。

安平駅から自衛隊駐屯地への道を進みます
安平駅から自衛隊駐屯地への道を進みます

陸t上自衛隊・安平駐屯地へ向かう舗装道路の途中に右手に進む砂利道があります。1車線であり、対向車があると退避する場所に苦労するので、路面状況が悪い時は無理してはいけません。

駐屯地へ向かう途中にある砂利道へ右折
駐屯地へ向かう途中にある砂利道へ右折

丘陵の中の砂利道を進むと、家畜農場の建物が現れます。

砂利道をしばらく進むと農場が現れる
砂利道をしばらく進むと農場が現れる

農場内は当然関係者以外立ち入り禁止。

日本ホワイトファームの敷地
日本ホワイトファームの敷地

更に砂利道を進み、農場の端に来ると、信号場のシェルターが見えて来ます。

更に進むと右側にシェルターが見える
更に進むと右側にシェルターが見える

石勝線のガードと右側に坂道が現れます。

石勝線のガードが現れ、右に坂道がある
石勝線のガードが現れ、右に坂道がある

右手の坂道を上がると、西早来信号場の機器室。

坂道を上ると信号場の機器室
坂道を上ると信号場の機器室

機器室の手前には通信設備があります。

通信設備がある
通信設備がある

ここもロープから先は立入禁止なので、ロープ手前で撮影。追分方面のシェルターが近くに見えます。

第二追分トンネルに直結する追分方面シェルター
第二追分トンネルに直結する追分方面シェルター

機器室手前から南千歳側を見ます。

ロープの手前から機器室
ロープの手前から機器室

農場からの匂いがかなりありますので、鉄道撮影で長く居るべき場所ではありません。
追分方面にはこれまで来た道を戻ります。

3.滝ノ下信号場(栗山町)

滝ノ下信号場がある線路は明治時代の夕張線の時代からあります。1981年の石勝線開通(南千歳ー追分、新夕張ー上落合信号場)直前に運用開始されました。

川端ダムと滝ノ下信号場周辺 (C)Google
川端ダムと滝ノ下信号場周辺 (C)Google

滝ノ下信号場の設備は国道274号から辛うじてシェルターの一部が見えますが、線路からの景色を見ると、川端ダムへの道から行けそうに思えます。

国道274号から川端ダムへ向かう
国道274号から川端ダムへ向かう

川端ダムへの道にあるダム通り踏切。追分側には石勝線のライバル・道東自動車道の高架橋がある場所です。

踏切を渡った追分方面には道東自動車道の高架橋
踏切を渡った追分方面には道東自動車道の高架橋

滝ノ下信号場へは新夕張方面なのですが、信号場へ通じる砂利道は関係者以外立入禁止。一般人は列車からの景色で楽しむしかありません。

滝ノ下信号場への道は立入禁止
滝ノ下信号場への道は立入禁止

しょうがないので、川端ダムへ。

川端ダムへ行ってみました
川端ダムへ行ってみました

川端ダムは訪問時、ちょうど放水でした。

川端ダムはちょうど放水中でした
川端ダムはちょうど放水中でした

管理事務所が近くにありますが、一般人は手前までしか行けません。

奥には川端ダム管理事務所
奥には川端ダム管理事務所


列車旅の景色を楽しむ一助になれば幸いです。ここまでご覧下さり、ありがとうございました。

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乗り物大好きライター・そらふね

地元北海道を中心に日本を旅するフォトライターです。フェリー・飛行機・鉄道旅が得意分野。船会社で船員管理・港業務・営業を経験後、旅行サイトでライターとなる。船・地方空港・名所・ホテルを紹介する記事を多く掲載しました。乗り物移動をより楽しくがモットー。

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