【上田市】「シンペイ~歌こそすべて~」のロケ地(6)飲み食い処「幸村」(公開に先行して詳しく紹介)
2024年11月22日(金)より長野県で先行上映される映画「シンペイ~歌こそすべて~」。上田市内で5割程度が撮影されました。
そこで一足早くロケ地の深掘り紹介をいたします。シリーズ第6回は飲み食い処「幸村」です。
作品のなかでは牛鍋屋「青柳」として登場します。
お店の入り口脇に置かれている行灯の文字「馬肉うどん」を「青柳」に代えて撮影されました。この「青柳」の文字は、お店に残されていました。
座敷で宴会をしている集団の横で、中山晋平(中村橋之助)と野口雨情(三浦貴大)がひっそりと祝杯をあげているシーンがここで撮影されました。
ポスターが貼られている衝立は、横にした形でスクリーンに登場しました。
実はこの「幸村」、上田市在住の神山征二郎監督がよく通っていらっしゃるお店で、監督がお座りになる席も決まっているそうです。
上田駅前のロータリーに面した地下街にある「幸村」なので、「美味だれ焼き鳥」や「馬肉うどん」が看板メニューとなっていますが、それだけでありません。
「馬刺し」の他にも「馬タン」「馬肉鍋」「おたぐり(馬モツの煮込み)」など、上田市民であっても珍しく感じるようなメニューが「信州の味」として並んでいます。
くるみが東御市の名産品であることは上田でも知られていますが、そのくるみを中に包んで焼いた餃子はかなり珍しいですよね。
また日本酒のラインナップにもこだわりをお持ちで、上田の地酒も信州各地の銘酒も揃っています。
「登水」は上田市にて明治20年に創業した和田龍酒造の主要銘柄です。「真田太平記」も和田龍酒造の銘柄です。
「鼎(かなえ)」は生産量をごく絞っている信州銘醸のなかでも超限定の銘柄となります。黒曜石の岩盤で濾過された「和田峠の黒曜水」を使い、減農薬で育てた酒米「金紋錦」の香りや旨みを引き出しています。
「つきよしの」は塩田平にある若林醸造株式会社の銘柄です。「令和5酒造年度 全国新酒鑑評会」において金賞を受賞した酒蔵です。
●飲み食い処「幸村」●
住所:上田市天神1丁目2-1 デルトラウムビルB1
営業時間:16時から22時(日曜は21時)
定休日:なし