【上田市】「シンペイ~歌こそすべて~」のロケ地(1)抹茶処「百余亭」(公開に先行して詳しく紹介)
2024年11月22日(金)より長野県で先行上映される映画「シンペイ~歌こそすべて~」。実はこの作品、上田市内で5割程度が撮影されました。
しかも神山征二郎監督は上田市在住ですし、上田市ゆかりの俳優さんが何人もキャストに名を連ねています。
そこで信州上田フィルムコミッション様にご協力をいただき、一足早くロケ地の深掘り紹介をいたします。シリーズ第1回は「百余亭」です。
上田城址公園陸上競技場のすぐ東側に、ひっそりと佇んでいる立札席「百余亭」/茶室「香庵」は、映画「シンペイ~歌こそすべて~」のなかで2つのシーンに登場します。
ひとつめは「上野・不忍池あたりの茶屋」の場面です。中山晋平(中村橋之助)と野口雨情(三浦貴大)が出会って、話し込んでいます。
立札席「百余亭」は、茶屋という設定にはうってつけの場所です。立礼席とは茶室ではなく、イスとテーブル(略式)にてお抹茶を楽しむ席です。
ふたつめは「晋平がお見合いをする料亭」という設定です。百余亭の茶庭で撮影されました。
店主様に伺ったお話では、茶室「香庵」の前にレールを敷いて、カメラを走らせての撮影だったそうです。店主様はロケ当時の様子を撮影され、A4サイズに印刷してファイリングされていました。
百余亭のメニューは、濃茶と薄茶の2種類だけで、これには店主様のこだわりが。「抹茶」本来の美味しさや良さを素直に感じていただくには、この2品だろう、とのこと。
美味しい抹茶を味わい、晋平が歩いた飛び石を踏み進みながら、映画に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
なお「シンペイ~歌こそすべて~」の前売り券は、上田市観光会館の1F売店で販売中です。ポストカード2枚つきで1,400円(税込み)です。
●立札席「百余亭」/茶室「香庵」●
住所:上田市中央西1丁目3-21
営業時間:11時30分から16時30分
定休日:水曜