目立ち始めた新築マンション「価格調整」で売値が下がる現象。これは値下げなのか
最初に提示された価格がある日変更されて、安くなる。「これは値下げしたの?」と販売員に聞くと、「いえ、価格を調整しました」との回答。結局、値下げしたんだろう、と内心思っても、いろいろ事情があるはず、と納得したフリをする。つまり、大人の対応でさらりと受け流す。
新築分譲マンションの販売において、そのような場面が増えてきた。結果、「値下げ」をスマートに表現する手段が「価格調整」である、と理解する傾向も生じている。
しかしながら、価格調整=値下げとはいえない。また、提示された価格が下がったとしても、出血サービスで値下げしているとも限らない。
新築マンション販売現場での「価格調整」は、なかなか理解しにくい。その実情を解説したい。
価格調整で価格が下がる仕組み
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