年間350杯食べた私が選ぶ、2023年マイベストラーメン!!【家系部門】
2023年食べたラーメンの中で、個人的にお気に入りのラーメンを簡潔にまとめました。
僭越ながら、下記の10部門に分けて、発表していく予定で、今回ついに最後のジャンルになります。公開中のリンクを貼っておきます。
家系
今回は『家系』をご紹介させていただきます。
あくまで2023年に私が食べたラーメンの中からのお気に入り麺なので、ご容赦ください。
※豚骨部門、その他は2023年あまり食べていないので割愛させて頂きます。
■裏武蔵家(千葉県西千葉駅)
もともとは『武蔵家』として営業しておりましたが、2019年店主さんがお店を買い取り『裏武蔵家』と店名を変えて現在営業されています。
この日は『燻製チャーシュー』かつ社長自ら麺上げする貴重な日でした。
同駅の千葉大生らしきお客さんも多く見受けられ、大人気のラーメン店となっております。
2023年12月には蘇我駅に『野良裏家』をオープンさせました。
[麺]
酒井製麺杉印の平打ち短めの超定番ですが、安心安定のクオリティに惚れ惚れします。
[スープ]
武蔵家時代とはカエシなども変えられているようで、鶏油たっぷり濃厚でしょっぱ旨いスープでした。
[トッピング]
『燻製チャーシュー』は薄めにも関わらず、質が非常に高く、燻製具合も丁度良く美味しかったです。
青菜、海苔なども添えれており、いい感じのアクセントでした。
所在地 千葉県千葉市中央区春日2-19-9
アクセス 西千葉駅徒歩1分
座席数 カウンター10席、2階席テーブル多数
定休日 火曜日
営業時間 平日 11:00~15:00 17:00~23:30
土日祝11:00~16:00 17:00~21:30
■吉村家
1974年に吉村家は誕生し、『横浜家系ラーメン』というジャンルとして『0から1』を作ったのは有名な話。
1999年には横浜駅に移転、この度2023年には旧店舗の徒歩圏内に2階建ての店舗を建築し、再移転しました。
公式的な直系としては『杉田家/はじめ家/高松家/厚木家/上越家/末廣家/内田家/環2家』が認められ、個人的には『厚木家』が1番のお気に入りです。
[麺]
吉村家といえば『酒井製麺』で、王道の平打ち短めのモッチモチで弾力のある麺が最高に美味しいです。
[スープ]
豚骨出汁とカエシのバランスが素晴らしく、昔よりパンチは控えめになって万人受けするマイルドさが増したような感覚がありました。
[トッピング]
質の高い燻製チャーシューは2枚入っており、青菜やネギ、海苔もアクセントの役割をしっかり果たしていました。
チャーシューまぶしはレンゲでスープと一緒に頂くと最高でした。
所在地 神奈川県横浜市西区岡野1-6-4
アクセス 横浜駅徒歩9分くらい
座席数 カウンター15席+2階席
定休日 月曜日(祝日の場合は火曜日)
営業時間 11:00~20:00
■横浜家系ラーメン上々家(東京都大鳥居駅)
コチラのお店は1988年に『六角家羽田店』として始まり、2013年に『上々家』として独立オープンしました。
『六角家』と言えば『吉村家』『本牧家』と共に『家系御三家』として称され一世を風靡しましたが、
2020年に破産宣告、『六角家』の名が残るのは『戸塚店』のみで枯凋したことは否めない現状です。
そんな古豪の意思を繋ぐこちらのお店は、京急線『大鳥居駅』から徒歩5分のアクセスに加えてなんと、東京都内にも関わらず、駐車場が3台分用意されています。
[麺]
酒井製麺の平打ちウェーブ麺です。他の家系ラーメンと圧倒的に異なるのが『麺カタメ』がかなり硬めの出来具合でした。
私はかなり好みでしたが、人によると思うので注意が必要かもしれません。
尚、短めの平打ち麺で、短めの茹で時間なので普段の酒井製麺よりかなり細く感じます。
[スープ]
マイルド系のスープにも関わらず豚骨出汁が素晴らしく、ほんのり香る獣臭も絶妙でした。カエシの醤油のバランスも素晴らしく拍手喝采なスープでした。
[トッピング]
価格高騰の中、ほうれん草をなくしたり、海苔を1枚にしたりするお店もある中、信じられないくらいの大きさかつ厚みのあるチャーシューで驚きました。
ほうれん草の量も多めで海苔もしっかり3枚添えてありました。
所在地 東京都大田区萩中3-4-4 1F
アクセス 大鳥居駅徒歩5分
駐車場 3台
座席数 4人掛、6人掛けテーブル2脚づつ、カウンター15席
定休日 火曜日
営業時間 11:00~22:00
■らーめん飛粋(東京都駅蒲田駅)
激戦区蒲田の地に、2018年にオープンし、飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を博してきました。
そんな人気店が内装を完全リニューアルをして再オープンを果たしました。
リニューアルに伴い、以前選べたチャーシュー『ブタorモモ』は選べくなり、デフォは『モモ』に統一されました。
らーめんだけでなく、ここの『芳醇ちーゆそば』は1度は食べて欲しい美味しさです。
[麺]
『酒井製麺』は地元蒲田の製麺所です。
その中でも選ばれた店にだけ提供される『杉印』の麺で、平打ち短めの麺が最高に美味いです。
[スープ]
国産の豚骨と鶏ガラを絶妙なバランスで合わせ、ヤマサ醤油を中心に数種の調味料をブレンドした特注タレを使用、極めつけに100%親鶏の鶏油を加えたスープとの表記がありました。
こちらのスープが濃厚なのに飲みやすく、男性はもちろんのこと、女性もハマるスープだと思います。
[トッピング]
相変わらず美味しい『モモ肉』でした。『小松菜』は葉の部分はほぼなく量は控えめでした。
所在地 東京都大田区蒲田5-2-5
アクセス 蒲田駅徒歩3分くら
座席数 カウンター8席
定休日 日曜日
営業時間 11:00~16:00 17:00~21:00
■裏大輝家(東京都青物横丁駅)
2023年9月に蒲田、日吉に引き続き『裏』ブランドとしてオープンしました。
大輝家と言えば『志田家』出身で、たどれば『桂家』など様々な名店の名前がでてくるお店です。
ちなみに店名はややグレーゾーンで巷をざわつかせました(笑)
ライスは100円で食べ放題となっております。裏カッパもあります。
[麺]
大輝家の名が刻まれた麺箱はありましたが、おそらくどこかの製麺所を使っていると思います。
酒井製麺を意識したような麺で、平打ちで歯応えも良く美味しいです。どこの製麺所か気になるところです。
[スープ]
かなり濃厚で単純にしょっぱいわけではなく、豚骨がしっかり炊かれており、パンチが強くハマるスープです。
[トッピング]
デフォで大判のチャーシュー2枚入っているのは素晴らしいです。ほうれん草もしっかりとしたもので、海苔も添えられています。
卓上調味料は『おろしにんにく/豆板醬/ラーメン酢/極み生姜/極にんにく/ブラックペッパー/ふりかけ/マヨネーズ』がありました。
所在地 東京都品川区南品川5-4-5
アクセス 青物横丁駅徒歩3分
座席数 カウンター12席 4人掛けテーブル×1卓
定休日 なし
営業時間 11:00~15:00 17:00~23:00
■神道家(千葉県梅郷駅)
2020年に王道家の系列としてオープン、出身元らしくガツンとくる家系ラーメンを提供していくれます。
駐車場は完備で、11時~23時(z5時~15時半除く)まで通し営業なので利用しやすいお店です。
[麺]
王道家の麺はスクエア型ストリート、カタメコールで絶妙に好みの茹で具合でした。
[スープ]
スープは豚骨がしっかり炊かれて濃厚で美味しく、カエシの醤油はしっかり効いている印象でした。
[トッピング]
王道家では珍しく、燻製ではなく焼豚が煮豚でした。ほうれん草、ネギ、海苔も添えてあります。
所在地 千葉県野田市山崎2166-2
アクセス 梅郷駅徒歩11分
座席数 カウンター16席 テーブル3卓
定休日 月曜日
営業時間 11:00~23:00(15:00~15:30除く)
日曜は22:00まで
■家系ラーメンまこと家(青物横丁駅)
家系御三家(吉村家・※本牧家・六角家)の本牧家系譜で1995年創業の家系ラーメン屋さんです。
※本牧家本店は2023年5月で引退による閉店なので注意
朝9時半から夜中3時まで通し営業です。
[麺]
硬めコールで、割と硬めの茹で具合。個人的にはカタメが大好きなのでドタイプな麺でした。安定の酒井製麺杉印です。
[スープ]
鶏油の旨み、豚骨のしっかりとした出汁、カエシも丁度良く、すべてのバランスが素晴らしく、これぞ家系バランス型の究極だと思います。
[トッピング]
小柄ではあるものの、チャーシューはジューシーで美味しかったです。
所在地 東京都品川区南品川3-1-10MGグレード1F
アクセス 青物横丁駅徒歩1分
座席数 カウンター18席
定休日 水曜日
営業時間 9:30~翌3:00
以上が家系の個人的ベストになります。
これにて2023年マイベストは終了です。それぞれリンク貼っておきます。
・濃厚煮干