年間350杯食べた私が選ぶ、2023年マイベストラーメン!!【塩部門】
2023年は350杯以上のラーメンを食べさせて頂きました。
どのラーメンも美味しく、甲乙つけがたいところですが、2023年食べたラーメンの中で、個人的にお気に入りのラーメンを簡潔にまとめました。
僭越ながら、下記の10部門に分けて、発表していく予定です。
- 醤油[公開中]
- 塩
- 味噌
- つけ麺
- 家系
- 二郎系
- 淡麗煮干
- 濃厚煮干
- MIX
- オリジナル
今回は『塩部門』をご紹介させていただきます。
あくまで2023年に私が食べたラーメンの中からのお気に入り麺なので、ご容赦ください。
■中華そばうお静(静岡県網代駅)
東京都日野市万願寺駅に『中華そばうお青』で始まり、人気絶頂の中、急遽閉店をしたと思いきや
『メヂカそば吟魚』として再オープン、その後にお店を他の方に任せ2023年5月に移転オープンした次第です。
[麺]
細麺ストレートのやや硬めの茹で具合の仕上がり。既成麺にも関わらずデフォでしっかりとした麺量で驚きました。
[スープ]
この日のスープの煮干しは『伊吹いりこ』『片口黒鰮』『平子』の3種のようです。
煮干しももちろんですが、貝の旨みもしっかり感じられ、トッピングとの調和も素晴らしいです。
『酢橘』の軽やかな柑橘味変がスープにピッタリでした!
[トッピング]
鶏、肩ロース、ワンタン、青菜、めんま、ネギなど豪華絢爛なラインナップでした。
この値段で提供できるのも、この立地ならではかもしれません。
所在地 静岡県熱海市下多賀432-13
アクセス 網代駅から徒歩1分~2分
駐車場 なし
座席数 カウンター8席、2人掛けテーブル2席
定休日 月曜日日曜日
営業時間 11:00~売り切れまで
■ぜんや(埼玉県新座駅)
創業は1999年で歴史は古く、店主さんは通産省の官僚の立場を離れ、塩ラーメンを広げたいという強いご意志の元、ラーメン業界に挑戦されたようです。
かつてはメディア露出も多く、現在はカップ麺袋麺などでお目にかかる事が多い有名なお店です。
[麺]
『三河屋製麺』特注の中太麺で、縮れ具合と程よい硬めの茹で具合が最高に美味しいです。
[スープ]
現在の、旬の塩ラーメンといえばかなり繊細な感じが多いですが
ぜんやラーメンは中国の『福塩』を使っており、いい意味でカエシは強めではっきりとした味わいで美味しいです。
[トッピング]
チャーシューは小さめが2枚で味がしっかりとしており、ラーメンとよく合います。
ほうれん草のボリュームもたんまりで、ネギは荒めにカットしてありますが、強めの塩スープにちょうどいいです。
所在地 埼玉県新座市野火止4-10-5
アクセス 新座駅から10分くらい
座席数 この日はカウンター7席空けてました
定休日 火水
営業時間 11:30から売れ切れ次第終了
■しののめヌードル(東京都亀戸駅)
『turumenTOKYO』という元々は関西発祥、ボストンで1日2時間営業、価格設定高めというコンセプトで大成功し、逆輸入という形で亀戸にオープンしました。
その『turumenTOKYO』は早々に閉店してしまいましたが、店主さんが同地に『しののめヌードル』として2022年に独立オープン。
またこの付近は2022年創業、千葉の人気店『とものもと』出身の『ふじさき』2023年創業、池尻大橋の人気店『八雲』出身の『DURAMENTEI』など続々とオープンし
『亀戸トライアングル』と呼ばれはじめたりと、シナジー効果が期待できるエリアです。
[麺]
オープン時は自家製麺でしたが、現在は京都の製麺所『麺屋棣鄂』を使用されています。
ツルっとした丸みを帯びた中太麺で弾力が凄まじく美味しかったです。
[スープ]
動物系、乾物系など洗練された清湯スープで、塩味も丁度よく非常に美味しいです。
『柚子バター』を溶かして混ぜるとコクが増しつつ、柚子も広がり最高な味変となります。柚子バターは必須ですね。
[トッピング]
チャーシュー2枚の質が高く、めんま、ネギ、海苔も添えてあります。
所在地 東京都江東区亀戸3-45-18 亀戸三丁目ビル 1F
アクセス 亀戸駅から徒歩10分くらい
座席数 カウンター6席4人掛けテーブル1卓
定休日 木曜日、水曜日夜、金曜昼
営業時間 11:30~14:45(L.O.)18:00~20:45(L.O.)
■Japanese Ramen 五感(東京都池袋駅)
ラーメン激戦区の池袋駅に2023年4月12日にオープンしてすぐに、超行列店の仲間入りを果たしたこちらのお店。
尚、店主は『五行』や『一風堂』出身で経験豊富な方のようです。
[麺]
大成食品特注オリジナル麺だそうで、細麺だけどむっちり感があるスープと絡みのいい麺でした。
[スープ]
名古屋コーチンを始めとした、地鶏銘柄と帆立、アサリ、しじみなどの貝系の合わせ。
カエシの塩ダレも変な塩味もなく、素材の良さだけを丁寧に抽出したスープ。
[トッピング]
山形豚ロース、鳥取県産大山鶏むね肉、めんま、ネギ、海苔、三つ葉などが添えてあります。
所在地 東京都豊島区東池袋2-57-2 コスモ東池袋 101
アクセス 池袋駅徒歩9分
座席数 カウンター8席
定休日 月火
営業時間 11:30-15:00
■麺屋翔 本店(東京都西新宿駅)
2007年北海道出身の店主が新宿の地にオープン。順風満帆というわけではなかったようで
2011年に当時の人気番組『愛の貧乏脱出大作戦』に出演をきっかけに
『麺屋こうじグループ』の田代さんや、『麺処ほん田』の本田さんにアドバイスを取り入れ、人気店へと躍り出たそうです。
[麺]
細麺で安定感を誇る『菅野製麺所』の平打ち気味の細麺ストレートとなっており
噛んだ時のむぎゅっと感と弾力が絶妙で美味しかったです。
[スープ]
透明なスープは『軍鶏』が全面にキレイにでており、美味しかったです。
[トッピング]
チャーシューが2枚にめんまとネギというシンプルで、スープを引き立てる構成となっております。
所在地 東京都新宿区西新宿7-22-34
アクセス 新宿駅徒歩9分くらい
座席数 カウンター18席
定休日 なし
営業時間 平日 11:00~15:00 18:00~22:00
土日祝11:00〜15:00 17:00~21:00
■らー麺厚木本丸亭(神奈川県本厚木駅)
故金丸氏が大阪を経て、2001年に厚木の地にオープン。横浜に本店を置く『本丸亭』も、お弟子さん、厚木でお店を引継いているのもお弟子さん。
なので、どちらも本物の『本丸亭』です。
[麺]
透き通った美しい自家製麺つるつるシコシコ手揉み麺。横浜よりもやや太めの印象です。
[スープ]
透明感なスープは鶏ベースで煮干しや節とかで下支え。カエシの塩も丁度良くて美味しかったです。
[トッピング]
お箸で崩れるか、崩れないかギリギリなくらいホロホロの絶品チャーシューが絶品でした。
所在地 神奈川県厚木市幸町4-10
アクセス 本厚木駅より徒歩8分
座席 カウンターL字11席
定休日 木曜日
営業時間 11:00~15:00 水曜11:00~15:00
以上が2023年に食べた塩ラーメンの個人的マイベストになります。
他の部門もお楽しみに!!
(残りは、味噌・つけ麺・家系・二郎系・淡麗煮干・濃厚煮干・MIX・オリジナル)